牧師コラム 「らしんばん」 2015年6月7日

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人の生きる目的は「神の栄光」のためですと
ウェストミンスター信仰告白は宣言しています。
しかし、神の栄光のために生きよと言われても、
何かピンと来なかったのが私の学生時代でありました。
創造主にして至高至聖なる神の存在が私の日々の歩みから
遠く離れたもののように見えたのでした。

今日の箇所には、イエスと海辺の町の女との会話が
録されています。
一読すると、救いを求めてやって来た女を、
イエスは冷たく突き放すように見えます。
何しろイエスは、ギリシャ人の女に
「私はイスラエル人のために働いているのだから」と
言っているのですから。

この女は、そのようなイエスの言葉をソフトに受け入れます。
「主よ。そのとおりです」(7章28節)。
ここにこの女の成熟さが現れているのです。
自分を拒んでいるように思える人の中に愛を認めることが
できるのですから。
愛は人に余裕を与えます。
ですから、イエスの言葉(7章27節)に
「でも、食卓の下の小犬でも、子どもたちのパンくずを
いただきます」と答えたのです。
この女の言葉は、イエスに<あなたの信仰は立派です>と言わせました。
神の御子がこの女を称賛したのです。

牧師コラム 「らしんばん」 2015年5月31日

IMG_8506  栗原 延元牧師

 

「黒コゲのゴハンを食べるから、人の心は黒く悪くなるのではありません。
白いゴハンを食べているから、心は白く、きれいになるのではありません。」と
子供に話したある母親の言葉を、今日の聖書を読んで思い出します。
何が人を汚し、何が人を汚さないのかが今日の聖書(マルコ7:1~23)で
明らかになっています。

すべて、食べ物は人の外側から口の中に入り、腹に入り、そして厠(トイレ)に
出されてしまいます。
食物は人の心には入りません。イエスはすべての食物をきよいとされたのです。

人の心を汚すものは、人から出るもの、すなわち、心の思いなのです。
心の思いが、ことばとなって人から出てきます。
人の内側から、人の心から出てくるものをイエスは具体的に話します。
<悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな内側から出て、人を汚すのです。>

この人の心の汚れを洗い清めて下さる方がイエス・キリストです。
<御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。>(Ⅰヨハネ1:7)

ニュースレター2015年5月(Vol.14)

石巻に向かう道路沿いの新緑を楽しんでいます。
木々や花々を愛でる感情を与えてくださった神様を
多くの方々に知っていただきたいと、石巻に出向くたびに
祈らされます。
ニュースレター14号が完成しました。ご覧いただき、お祈りに覚えて
いただけましたら、感謝です。

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ニュースレター2015年3月(Vol.13)

石巻宣教ミニストリーニュースレター13号が完成しました。
4年目を迎えた3月11日に石巻会堂で「祈りのとき」を持ちました。
ハープ奏者のKikiさんのコンサートを開き、石巻の皆さんとともに、
3月11日を過ごしました。当日の様子は、ニュースレターをご覧ください。
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2015年5月21日 「北部第一仮設、東バイパス仮設支援」(第119回)

○日時:2015年5月21日
○場所:北部第一仮設集会所
○参加者:7名
○奉仕者:仙台教会9名、古川教会1名
○奉仕内容:ちぎり絵教室、昼食、聖書のお話し

10時過ぎに北部第一仮設集会所に到着しました。
近くの公営住宅に入居された方が、歩いて来られていて
待っていて下さいました。
集まってくださった7人の方々は、とびきりの笑顔で
迎えてくださいました。
4年の年月が育てた繋がりを感じさせる瞬間でした。

集会所では仲田先生が準備してくださったちぎり絵セットを用いて
「やさしく楽しいちぎり絵教室」が始まりました。
同時に2組に分かれて戸別訪問隊も出かけました。
私たちが伺った仮設は、以前は17世帯でしたが、今は8世帯となり、
荷物だけがまだ残されている部屋もありました。

暖かくなり、山も近いので、ムカデ、へび、狸などが出て
びっくりする事も多いと伺いました。
(集会所近くで、オレンジ色の足の10cm近いムカデが道を横切るのに遭
遇した姉妹の話を聞きました。)
戸別訪問を終えて、仮設集会所に戻るとお一人の男性(I姉が戸別訪問さ
れ、集会にお誘いしたそうです)が外で教会の姉妹方とお話しされていました。
皆さんのちぎり絵もそれぞれ完成し、その後、懐かしい童謡3曲を歌い、
童心に帰ったところで、栗原先生のメッセージです。

イースターからペンテコステまでの流れから、
それ以来、クリスチャンが頂ける聖霊の実には
9つあり(愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制)、
1ヶずつ関連づけながら、ぶどうの絵の粒の中に、書き入れていきました。

イエス様を信じる者に、与えられる御霊の実を成長させるために、
毎週日曜に教会に通い『礼拝メッセージ』という水を頂いているのだと

クリスチャン生活を解りやすくお話しされました。
聞いておられた方々は、1つ1つあげられていく御霊の実に興味を持た
れておられた様に思いました。
最後は、賛美をし、仮設の方々の手作り料理を振る舞っていただき、
(毎回仮設の皆さんがご用意してくださいます)幸いな時となりました。

近くに家を建てられた方、公営住宅に移られた方、抽選に外れ続けてい
る方、来年の入居を楽しみにしておられる方、お住まいの地域に人が戻
らず寂しい思いのままの方、4年経ってやっと家族を亡くされたことを話
し、涙することができるようになった方。
様々に状況が変わる中、語る場が必要と思わされました。いつか仮設が
無くなった時、教会が絆をつなぐ場所、思いを語れる所となったらいい
なと願います。
どうぞ主よ。石巻教会をお用いてください。        (牛久洋子)

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○場所:東バイパス
○支援内容:木目込みパッチワーク
○参加者:12人
○奉仕者:仙台教会6人

風薫る5月。仮設の前の緑の麦畑は、どこまでも広く広く.続いていま した。
「震災前は、毎日、海しかみていなかったの・・・。この緑が気持ち よくて・・・。」
目の前に広がる麦畑を、みんなで眺めながら、ひとりの婦人がぽつりと
言われた言葉が印象的でした。
そして、1時間半、予定通り全員の「木目込みパッチワーク」が完成しま した。
数ヶ月前に、バイクの事故で息子さんをなくされたAさんも、久しぶり
に来てくださいました。お元気そうだったので少しほっとしました。
コーヒー・タイムに、「カナの婚礼」の紙芝居を通して、イエス様の奇
跡をお話しさせていただきました。みんな熱心に聞いてくださいました 。
みんなの心にイエス様が、少しづつ、刻まれて行きますように。(吉田真知子)

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牧師コラム 「らしんばん」 2015年5月24日

IMG_8506  栗原 延元牧師

「新しく造られる民が主を賛美しますように」(詩篇102:18)は、
ペンテコステの日に実現しました。
その日の模様は使徒の働き2章に記されています。

ペンテコステに聖霊が降り、ペテロは説教します。
そして3千人の人々が罪を悔い改めてイエスを信じ洗礼を受け、
エルサレムにキリスト教会が誕生しました。
彼らは使徒たちの教えを堅く守り、喜びと真心をもって食事を共にし、
神を賛美していきました。

イエス様は、いのちの水に聖霊をたとえ
「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい」(ヨハネ7:37)と
声を大にして人々に呼びかけていました。
その聖霊が、ペンテコステの日に天から注がれたのです。
そしてイエス様を信じる者の体に宿っていてくださるのです。
「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを
知らないのですか」(Ⅰコリント3:16)と書かれているのです。

御霊のお働きは、その結ぶ実によって明らかになります。
「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」(ガラテヤ5:22)です。
良い木は良い実を結ぶのです。

牧師コラム 「らしんばん」 2015年5月17日

IMG_8506  栗原 延元牧師

今日と来聖日は、マルコの福音書の学びをお休みにして、
「使徒の働き」から使徒パウロの回心とペンテコステについて学びます。
パウロの回心は、「使徒」9章、22章、26章に書かれています。
今回は26章からパウロと復活の主イエス・キリストとの出会いを見ていきます。

以前のパウロはキリスト教徒に激しい怒りを抱いていました。
その理由はイエスの復活にありました。
パリサイ人パウロにとって、十字架に処刑されたナザレ人イエスは
神に呪われた人でした。
しかしキリスト教徒は、イエスは復活したと宣べ伝えているのです。
パウロは、神が死者をよみがえらせることは信じていました。
しかし神に呪われて十字架刑を受けた人物が、
復活したなどとはあり得ないことでした。

ダマスコ途上のパウロに復活の主は、ヘブル語で語りかけます。
「なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、
あなたにとって痛いことだ」(使徒26:14)

この主の言葉は迫害者パウロの心の痛みに言及しています。
キリスト教徒の敵対者パウロを思いやっていることばです。
「汝の敵を愛せよ」と教えられた主は、あの十字架上だけでなくここでも
神の愛を注いでいるのです。
この愛がパウロを回心させたのです。

牧師コラム 「らしんばん」 2015年5月10日

IMG_8506  栗原 延元牧師

ガリラヤ湖は、南北20km、東西12kmの淡水湖です。
北方のヘルモン山は氷雪をいただき、湖面は地中海面よりも200mも低く、
亜熱帯気候で、激しい突風が吹き降ります。
今日の聖書のテキストにも、イエスの弟子達が向い風のために
舟を漕ぎあぐねていたことが書かれています(マルコ6:48)。

このとき陸地にいたイエスが湖の上を歩いて弟子達の乗った舟に
近づいて行きます。
このイエスを見て弟子達は、怯え「幽霊だ」と叫びます。
取り乱した弟子達を落ち着かせようとイエスは声をかけます。
「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と。
そして舟に乗り込まれると、風がやんだのです。

パンのことから弟子達はイエスが神であることを悟ることができませんでした。
ですから湖の上を歩くイエスを見て、ただ怯えてしまう弟子達でした。

私達の人生には、穏やかな日もあれば、嵐の日もあります。
しかしイエスは、私達一人一人の人生の舟に乗って下さる方なのです。
天地を造られた方が、私達を心に留め顧みていて下さるのです。
このイエス様を私達の人生の舟にお乗せしたいものです。

2015年4月30日「祝田の皆さんと石巻教会でお茶っこ会」(第118回)

○日時:2015年4月30日
○場所:石巻福音自由教会 会堂
○奉仕者:9名(仙台教会9名)
○奉仕内容:昼食、紙芝居、聖書からのお話し

今回は、4月16日(木)に祝田仮設へ来てくださった方々を
石巻教会にお招きしました。
2台の車で送迎しましたが、何人かの方が約束の時間よりも早く、
約束の場所で待っていてくださいました。
少し暑い日だったので、早めに迎えに出てよかったと思いました。
お茶っこ会を楽しみにしていてくださる気持ちが伝わってきて嬉しい気持ちになりました。

来られる予定だったAさんは足を痛め、また別のAさんは仕事が忙しく
来られず残念でした。
Hさんも欠席で、手作りの漬物を託してくださいました。

震災後に知り合った90歳を超えるHさんを含めて7人の方が集まってくださいました。
会は「幸せなら手を叩こう」の歌から始まりました。
震災の後、この歌を歌えるようになるとは誰が想像したことでしょう。
「主われを愛す」では手話を交えて賛美し、とんちクイズで心と頭をほぐして、
仲田師からは、お手製の紙芝居を使ったイースターの話を聞きました。
その場がしーんとなっていきました。
続いて栗原師がヨハネの福音書から「私を愛しますか。」とのイエス様の問いかけは
「イエス様私にはあなたが必要です。」と助けを求めることですと語られました。
来てくださった方々が心の中にもつ不安や恐れ、悲しみ、喪失感、とらえどころのない様々な思いを「イエス様、私にはあなたが必要です。」とイエス様にすがって欲しいと思いました。

お互いの顔が見えるようにテーブルを囲み、石巻特製!ちらし寿司と手作りのババロアを召し上がっていただきました。
ババロアが空中を飛ぶハプニングもあったりで、笑いありの和気あいあいとした
雰囲気のランチとなりました。

石巻教会が、仮設から転居したりして淋しい気持ちになったとき
『行ってみよう。』と思えるような、また『敷居が低い』と感じられるような場所に
なりますように。
今回初めて教会に来られたSさんが「また来るから。」と言って帰られました。
よかった。

大きな声で賛美した「明日を守られるイエス様」が守ってくださいますようにと
お祈りしながら皆さんをお送りしました。
これからも石巻の方々に寄り添った支援活動が続けられ、
神様の愛がお伝えできますようにお祈りください。
私は、本当に久しぶりに参加でき、神様感謝します。 (庄司 弘子記)

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2015年4月16日「祝田仮設、東バイパス仮設支援」(第117回)

○日時:2015.4月16日
○場所:祝田仮設住宅
○奉仕者:8名(仙台教会6名、大阪1名、富士市1名)
○奉仕内容:フラワーアレンジメント、歌を歌う、聖書のお話し、くじ引き

連日の雨がすっきりと上がった青空の下、満開の桜が私達を迎えてくれました。
仮設を集会案内しながら訪問していると、仮設への坂を4~5人の方々がゆっくりと歩いて来られます。
久し振りの支援参加の私にとって、懐かしいお顔‥‥
おもわず駆け出しました。再会を喜びあい、挨拶を交わしました。

集会案内をチラシから葉書案内に変えた効果は大きく、皆さんご自分の手元に届けられた葉書を喜んでくださり全部で9名の方々が参加されました。
病を抱えておられるAさんも杖をつきながら、穏やかな笑顔で来られました。

春の花を活けるフラワ-アレンジメントを楽しみ、
お一人ずつ作品と共に記念写真です。
次は春の歌をみんなで歌って、栗原師のお話。
この日は人気店の美味しそうなパンと筒に隠された燻製の鮭が登場。
イエス様の復活が語られました。
和やかな笑いの中での食事会、アイスブレ-クタイム、くじ引き‥‥
楽しい時間はアッという間に過ぎてしまいました。
次回4/30は石巻教会に祝田の皆さんをご招待し、お交わりの時を持つ
お約束をして帰路につきました。

今回初めて支援に参加されたM姉(静岡県)の教会では毎週の週報に
「東北の被災地のための祈り」が課題として掲載されているそうです。
全世界の教会、クリスチャン達の祈りが背後に積まれて神様の業が進んでいるのだなあ‥‥と嬉しい励ましをいただきました。(高橋明美)

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○日時:2015.4月16日
○場所:東バイパス仮設住宅
○奉仕者:7名(仙台教会7名)
○奉仕内容:クラフト、聖書のお話し

東バイパス仮設は、石巻にありますが、女川の被災者の方々の仮設です。
今回はガマ口の「メガネケース」を作りました。
新しい方の参加も含めて12名の婦人方と作品作りを楽しみました。
予定通り1時間半で、おしゃれなメガネケースが出来上がりました。

その後は、コーヒーとお菓子を頂き、仲田先生手作りの紙芝居で、十字架、復活のお話を聞きました。みなさん、一生懸命耳を傾けて下さっていました。

回を重ねるたびに、楽しさが増し、福音にも心を開いてくださっているように感じられ、神様に心から感謝しています。
「信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」(ヨハネ20:27)

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