○日時:2015年5月21日
○場所:北部第一仮設集会所
○参加者:7名
○奉仕者:仙台教会9名、古川教会1名
○奉仕内容:ちぎり絵教室、昼食、聖書のお話し
10時過ぎに北部第一仮設集会所に到着しました。
近くの公営住宅に入居された方が、歩いて来られていて
待っていて下さいました。
集まってくださった7人の方々は、とびきりの笑顔で
迎えてくださいました。
4年の年月が育てた繋がりを感じさせる瞬間でした。
集会所では仲田先生が準備してくださったちぎり絵セットを用いて
「やさしく楽しいちぎり絵教室」が始まりました。
同時に2組に分かれて戸別訪問隊も出かけました。
私たちが伺った仮設は、以前は17世帯でしたが、今は8世帯となり、
荷物だけがまだ残されている部屋もありました。
暖かくなり、山も近いので、ムカデ、へび、狸などが出て
びっくりする事も多いと伺いました。
(集会所近くで、オレンジ色の足の10cm近いムカデが道を横切るのに遭
遇した姉妹の話を聞きました。)
戸別訪問を終えて、仮設集会所に戻るとお一人の男性(I姉が戸別訪問さ
れ、集会にお誘いしたそうです)が外で教会の姉妹方とお話しされていました。
皆さんのちぎり絵もそれぞれ完成し、その後、懐かしい童謡3曲を歌い、
童心に帰ったところで、栗原先生のメッセージです。
イースターからペンテコステまでの流れから、
それ以来、クリスチャンが頂ける聖霊の実には
9つあり(愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制)、
1ヶずつ関連づけながら、ぶどうの絵の粒の中に、書き入れていきました。
イエス様を信じる者に、与えられる御霊の実を成長させるために、
毎週日曜に教会に通い『礼拝メッセージ』という水を頂いているのだと
、
クリスチャン生活を解りやすくお話しされました。
聞いておられた方々は、1つ1つあげられていく御霊の実に興味を持た
れておられた様に思いました。
最後は、賛美をし、仮設の方々の手作り料理を振る舞っていただき、
(毎回仮設の皆さんがご用意してくださいます)幸いな時となりました。
近くに家を建てられた方、公営住宅に移られた方、抽選に外れ続けてい
る方、来年の入居を楽しみにしておられる方、お住まいの地域に人が戻
らず寂しい思いのままの方、4年経ってやっと家族を亡くされたことを話
し、涙することができるようになった方。
様々に状況が変わる中、語る場が必要と思わされました。いつか仮設が
無くなった時、教会が絆をつなぐ場所、思いを語れる所となったらいい
なと願います。
どうぞ主よ。石巻教会をお用いてください。 (牛久洋子)
○場所:東バイパス
○支援内容:木目込みパッチワーク
○参加者:12人
○奉仕者:仙台教会6人
風薫る5月。仮設の前の緑の麦畑は、どこまでも広く広く.続いていま した。
「震災前は、毎日、海しかみていなかったの・・・。この緑が気持ち よくて・・・。」
目の前に広がる麦畑を、みんなで眺めながら、ひとりの婦人がぽつりと
言われた言葉が印象的でした。
そして、1時間半、予定通り全員の「木目込みパッチワーク」が完成しま した。
数ヶ月前に、バイクの事故で息子さんをなくされたAさんも、久しぶり
に来てくださいました。お元気そうだったので少しほっとしました。
コーヒー・タイムに、「カナの婚礼」の紙芝居を通して、イエス様の奇
跡をお話しさせていただきました。みんな熱心に聞いてくださいました 。
みんなの心にイエス様が、少しづつ、刻まれて行きますように。(吉田真知子)