・日時:2020年11月19日(木)
・参加者:14名
・奉仕者:仙台教会7名、石巻教会1名
・製作:「マスクポーチ」
・チャペルタイム
「 息子と私」
賛美:「 明日を守られるイエス様 」
聖書:「 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべてのことにおいて感謝しなさい。テサロニケ人への手紙第Ⅰ 5:16~18 )」
・日時:2020年2月20日
・参加者:12名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名
・製作:「 撥水加工生地で作る着替えバッグ (1回目) 」
・チャペルタイム
「 逆境の時にも 」
賛美:「明日を守られるイエス様
聖書:「神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。 (詩篇46:1)」
今月と来月は、日帰り温泉や小旅行に便利な撥水加工生地を使ったバッグの製作です。二ヶ月かけての製作ですから、ゆっくりと手を動かすことができました。
バッグの内側は取り外して、そのまま洗濯機に入れられるようになっていて「なるほど…」と感心しました。JR女川の駅舎には温泉「ゆっぽ」が併設されており、地元の方が年間チケットを購入されるほどの評判の温泉です。バッグを間違わないように目印をつけなくては…と、笑いが起こりました。あの日から9年の笑い声です。
この日のお話しは遠くアメリカの話、しかし、私たちの人生にも重なるものでした。
アメリカ・アラバマ州エンタープライズ市は綿花栽培で有名な街でした。ところが、二十世紀初頭、突然「ワタミハナゾウムシ」という害虫が大発生し、大打撃を受け、最も裕福な地域から最も貧しい地域になってしまいました。人々は涙して神に祈り、神に信頼して、大切な綿花畑を掘り起こし、そこにピ-ナッツやアーモンドを植えたのです。
そして、これらのもので収益を得るようになっていったのです。ちょうどその頃、世の中には安価な化学繊維が出回り、綿花の需要が減り、綿の栽培に頼っていた他の州は大きな打撃を被りましたが、アラバマ州はすでに繁栄を味わっていました。
神様は彼らの涙の祈りに答えて下さり、事態をひっくり返し、恩恵をもたらしてくださったのです。私たちの人生にも、「ワタミハナゾウムシ」に蝕まれるようなことがあるかも知れません。しかし、どんな時にも神は私たちを守り、救ってくださるお方です。神様は私たちが祈ることを待っておられます。
「 神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。(聖書)」
・日時:2020年1月16日
・参加者:13名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名
・製作:「畳縁で作るカジュアルコサ-ジュ」
・チャペルタイム
「イスラム圏の人々のために命をかけた中村哲さん」
賛美:「いつくしみふかき」
聖書:「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」
今月の製作は畳縁で作るシックな色合いの素敵なコサ-ジュです。
仙台教会のパッチワ-ク教室メンバ-がモデルよろしく胸元に付けて「今日はこれです!」と笑顔で披露してくださり、皆さんのやる気も俄然アップしました。
材料は畳の縁ですからしっかりした固い布地です。縫いやすいように、いつものパッチワーク用の短い針ではなく、長いしっかりした針が配られ、説明を聞き、そして製作開始です。昨年9月からお姉さんのお世話でお休みされていた方、また同じく10月にお母さまを見送られ、お休みされていた方も再び来られ、介護の日々のご苦労話を伺いながら手を動かしました。話が盛り上がるテ-ブル、静かに傾聴しながら手を動かすテ-ブル…そこに流れる空気には、震災後からこれまでの長い時間で生まれた信頼関係が感じられます。
この日のチャペルタイムは昨年の12月にアフガニスタンでイスラム教徒の武装勢力に銃撃されて召された医師の中村哲さんでした。クリスチャンであった中村さんは、清潔な水不足からくる感染症に医師の限界を感じ、自ら白衣を脱ぎ、素人であったにもかかわらず、土木工事に従事、用水路を作ったのです。さらに1600基ほどの井戸を掘り、なんと65万人分の食料を確保したのだそうです。
チャペルタイムで配られたプリントには彼の足跡とともに、自らショベルカ-を操作する中村さんの写真、緑豊かな畑に立つ現地の方の笑顔、ガンベリ砂漠を潤す豊な流れの用水路(その両岸には木々が生い茂っていて詩篇1:3が浮かびました)、私はこれらのカラ-写真に心打たれ、感動を覚えました。
神さまは、中村さんの歩みを通して、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」と、語ってくださいました。
・日時:2019年12月5日
・参加者:11名
・奉仕者:仙台教会5名、石巻教会2名
製作:「布で作るクリスマスリ-ス」
チャペルタイム
「救い主イエス・キリストの誕生」
賛美:「Christmas is a time」
今月の製作は布で作る可愛いクリスマスリースでした。
5cm角に切った赤や緑、白の布を、発泡スチロールのリ-ス台に木工ボンドをつけた竹串で差し込んでいくという、針を使わない楽しい作業です。
材料の5cm角の布はベ-スの緑が40枚。クリスマス柄の緑、赤、白の6種類がそれぞれ10枚、全部合わせるとその数約100枚近い布の数です。
すべて仙台教会のパッチワーク教室のメンバ-が約20人分用意してくださいました。裁ちばさみで2000枚近い数の布を5cm角にカットし、数を揃え、袋にセットする。本当に魅力的で、おしゃれで、ワクワクするクラフトキットなのですよ!
この背後の地道な準備には、女川、渡波の方々、そして神様への愛が溢れています。さらに、この働きには仙台教会だけではなく全国の支援教会の祈りが積まれているのです。楽しいおしゃべりの花があちらでも、こちらでも咲く中、笑い声も響きながら皆さんの手も動きます。今回は全員が時間内に完成しました。今日からどのお家もクリスマスです。
今回は今年最後のクラフト教室、クリスマス会でもありましたから、苺のショ-トケ-キと紅茶でホッコリしました。そして、チャペルタイムは影絵のクリスマスストーリーで、私たちのためにお生まれ下さったイエス様のご生涯をたどりました。
真剣に耳を傾けて下さる皆さんの救いを、続けてどうぞお祈りください。