2020年2月20日 クラフト教室・支援報告 第196回

・日時:2020年2月20日
・参加者:12名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名
・製作:「 撥水加工生地で作る着替えバッグ (1回目) 」

・チャペルタイム
「 逆境の時にも 」
賛美:「明日を守られるイエス様

聖書:「神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。 (詩篇46:1)」

今月と来月は、日帰り温泉や小旅行に便利な撥水加工生地を使ったバッグの製作です。二ヶ月かけての製作ですから、ゆっくりと手を動かすことができました。
バッグの内側は取り外して、そのまま洗濯機に入れられるようになっていて「なるほど…」と感心しました。JR女川の駅舎には温泉「ゆっぽ」が併設されており、地元の方が年間チケットを購入されるほどの評判の温泉です。バッグを間違わないように目印をつけなくては…と、笑いが起こりました。あの日から9年の笑い声です。
この日のお話しは遠くアメリカの話、しかし、私たちの人生にも重なるものでした。
アメリカ・アラバマ州エンタープライズ市は綿花栽培で有名な街でした。ところが、二十世紀初頭、突然「ワタミハナゾウムシ」という害虫が大発生し、大打撃を受け、最も裕福な地域から最も貧しい地域になってしまいました。人々は涙して神に祈り、神に信頼して、大切な綿花畑を掘り起こし、そこにピ-ナッツやアーモンドを植えたのです。
そして、これらのもので収益を得るようになっていったのです。ちょうどその頃、世の中には安価な化学繊維が出回り、綿花の需要が減り、綿の栽培に頼っていた他の州は大きな打撃を被りましたが、アラバマ州はすでに繁栄を味わっていました。
神様は彼らの涙の祈りに答えて下さり、事態をひっくり返し、恩恵をもたらしてくださったのです。私たちの人生にも、「ワタミハナゾウムシ」に蝕まれるようなことがあるかも知れません。しかし、どんな時にも神は私たちを守り、救ってくださるお方です。神様は私たちが祈ることを待っておられます。

「 神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。(聖書)」

2020年1月16日 クラフト教室・支援報告 第195回

・日時:2020年1月16日
・参加者:13名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名

・製作:「畳縁で作るカジュアルコサ-ジュ」
・チャペルタイム
「イスラム圏の人々のために命をかけた中村哲さん」
賛美:「いつくしみふかき」
聖書:「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」

今月の製作は畳縁で作るシックな色合いの素敵なコサ-ジュです。

仙台教会のパッチワ-ク教室メンバ-がモデルよろしく胸元に付けて「今日はこれです!」と笑顔で披露してくださり、皆さんのやる気も俄然アップしました。
材料は畳の縁ですからしっかりした固い布地です。縫いやすいように、いつものパッチワーク用の短い針ではなく、長いしっかりした針が配られ、説明を聞き、そして製作開始です。昨年9月からお姉さんのお世話でお休みされていた方、また同じく10月にお母さまを見送られ、お休みされていた方も再び来られ、介護の日々のご苦労話を伺いながら手を動かしました。話が盛り上がるテ-ブル、静かに傾聴しながら手を動かすテ-ブル…そこに流れる空気には、震災後からこれまでの長い時間で生まれた信頼関係が感じられます。

この日のチャペルタイムは昨年の12月にアフガニスタンでイスラム教徒の武装勢力に銃撃されて召された医師の中村哲さんでした。クリスチャンであった中村さんは、清潔な水不足からくる感染症に医師の限界を感じ、自ら白衣を脱ぎ、素人であったにもかかわらず、土木工事に従事、用水路を作ったのです。さらに1600基ほどの井戸を掘り、なんと65万人分の食料を確保したのだそうです。
チャペルタイムで配られたプリントには彼の足跡とともに、自らショベルカ-を操作する中村さんの写真、緑豊かな畑に立つ現地の方の笑顔、ガンベリ砂漠を潤す豊な流れの用水路(その両岸には木々が生い茂っていて詩篇1:3が浮かびました)、私はこれらのカラ-写真に心打たれ、感動を覚えました。

神さまは、中村さんの歩みを通して、「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」と、語ってくださいました。

2019年12月5日 クラフト教室・支援報告 第194回

・日時:2019年12月5日
・参加者:11名
・奉仕者:仙台教会5名、石巻教会2名

製作:「布で作るクリスマスリ-ス」

チャペルタイム
「救い主イエス・キリストの誕生」
賛美:「Christmas is a time」

今月の製作は布で作る可愛いクリスマスリースでした。

5cm角に切った赤や緑、白の布を、発泡スチロールのリ-ス台に木工ボンドをつけた竹串で差し込んでいくという、針を使わない楽しい作業です。
材料の5cm角の布はベ-スの緑が40枚。クリスマス柄の緑、赤、白の6種類がそれぞれ10枚、全部合わせるとその数約100枚近い布の数です。
すべて仙台教会のパッチワーク教室のメンバ-が約20人分用意してくださいました。裁ちばさみで2000枚近い数の布を5cm角にカットし、数を揃え、袋にセットする。本当に魅力的で、おしゃれで、ワクワクするクラフトキットなのですよ!

この背後の地道な準備には、女川、渡波の方々、そして神様への愛が溢れています。さらに、この働きには仙台教会だけではなく全国の支援教会の祈りが積まれているのです。楽しいおしゃべりの花があちらでも、こちらでも咲く中、笑い声も響きながら皆さんの手も動きます。今回は全員が時間内に完成しました。今日からどのお家もクリスマスです。

今回は今年最後のクラフト教室、クリスマス会でもありましたから、苺のショ-トケ-キと紅茶でホッコリしました。そして、チャペルタイムは影絵のクリスマスストーリーで、私たちのためにお生まれ下さったイエス様のご生涯をたどりました。

真剣に耳を傾けて下さる皆さんの救いを、続けてどうぞお祈りください。

 

2019年11月7日 クラフト教室・支援報告 第193回

・日時:2019年11月7日
・参加者:7名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名

製作:「エコテッシュケース」

チャペルタイム
「日本のマザ-・テレサ 井深八重」
賛美:「アメイジンググレイス」

今月の製作は「エコテッシュケース」。箱なしのテッシュがお洒落に治まる、壁掛けも可能な便利なケースです。製作ポイントの説明を聞いてから、それぞれスタート。楽しくおしゃべりに花を咲かせながらチクチク手を動かしましたが、ほとんどの方が時間内に完成し笑顔で記念写真に納まりました。

この日のチャペルタイムは日本のマザ-・テレサ井深八重のお話しでした。

明治30年(1897年)会津藩家老を勤めた井深家に生まれ、深窓のお嬢様として育った八重は同志社女学校を卒業し、英語教師として赴任した矢先にハンセン病と診断されます。3年後にこの診断はまったくの誤診だったことが判明するのですが、八重は静岡のカトリック教会が運営する神山復生病院に収容されます。そして絶望のどん底にいるはずの患者たちの穏やかな姿を通して、決して奪われることのない確かなものがあることを知り、院長のレゼ-神父に導かれイエス・キリストの救いの恵みに預かったのです。さらに、誤診が分かり帰宅が許された後も、レゼ-神父の患者たちに仕える姿から、ここで生きるのが自分の役割であると決心します。そして看護学校で学び、日本で最初のハンセン病患者を看護する看護婦となりました。看護の日々には逃げ出したくなるような戦いも一度や二度ではなかったそうですが、やがて「救ライ事業」に生涯を捧げた八重の苦労は世に認められ、ロ-マ教皇ヨハネ23世からの表彰、天皇から黄綬褒章を、さらに国際赤十字から看護婦の最高名誉ナイチンゲ-ル記章を受賞し、米国タイム誌に「マザ-・テレサに続く日本の天使」と紹介されました。後日、ハンセン病との誤診を受けたことについて彼女は「自分がここにいることは恵みです。神様からこの場を与えられたことを感謝しています。」と語っています。

クラフト教室の皆さんの心に神様が触れ続けてくださり、八重さんのように「決して奪われることのない確かなもの」を握られますように…。

『それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、 忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。 (ロ-マ5:3~5) 』

 

 

 

 

 

2019年10月17日 クラフト教室・支援報告 第192回

・日時:2019年10月17日
・参加者:10名
・奉仕者:仙台教会6名、石巻教会1名

「俵型の2ウエイバッグ(2)」製作

チャペルタイム
「ヤマザキ製パンの創業者 飯島藤十郎」
賛美:「いつくしみ深き」

今月と先月の製作は「俵型の2ウエイバッグ」でした。裏布、ファスナー、表地と重なり手縫いでは手ごわい厚さに悪戦苦闘の場面もありましたが、折りたたんで縫い上げると見事な俵型のバッグが出来上がりました。
完成した方から肩に掛けて、恒例の完成記念写真。皆さんの笑顔が素敵です。
チャペルタイムはお馴染みのヤマザキパンの創業者のお話しでした。
「今朝も食べたわ~」と身近なパン屋さんのお話しに皆さん興味深々。
震災時のヤマザキパンの大きな支援の根底にも「キリストの愛」があると感じました。

前回から、隣町女川の方々だけではなく、教会近隣のかたが3名参加されるようになりました。この教室を通して救われるかたが起こされますように。

 

2019年9月5日 クラフト教室・支援報告 第191回

・日時:2019年9月5日
・参加者:12 名
・奉仕者:仙台教会8名、石巻教会1名

・「俵型2ウエイバッグ (1) 」製作
・チャペルタイム
杉山紘子姉のお証
賛美:「主イエスの愛は」

今月は来月と2回にわたって「俵型2ウエイバッグ」を製作します。
小ぶりですが、軽くて見た目より大容量のバッグです。
無地、花柄などそれぞれ布地を選び、製作開始です。
今回から、教会近隣の方々3名も加わりました。
チャペルタイムは満州からお母さまと幼い妹さん達と引き上げてこられ、女学校時代にイエス様を信じられ、牧師夫人として歩んでこられた杉山姉が神様の素晴らしさを、実体験を交えながらお話しくださいました。

真剣に耳を傾けられておられた皆さんの救いを心からお祈りします。

2019年7月4日 クラフト教室・支援報告 第190回

・日時:2019年7月4日
・参加者:9名
・奉仕者:仙台教会7名、ロ-ナ・ギルバ-ト宣教師、石巻教会1名

・「お花のコ-スタ-」製作
・チャペルタイム
ロ-ナ・ギルバ-ト宣教師のお証し
賛美:「主イエスの愛は」

今回は震災後、いち早く福岡から石巻に支援物資を持ってきて下さり、原発事故後は帰国指示が出たにもかかわらず、被災地にとどまり続け、さらに女川で和服のリメーク事業(恵みプロジェクト)を立ち上げるなど、支援活動とともに宣教活動をされてこられたロ-ナ・ギルバ-ト宣教師をお迎えしました。

このクラフト教室のスタ-トは先生方のお働きから始まったもので、「その根底には主イエス・キリストの愛があります。」と十字架の愛を語ってくださいました。

 

2019年6月6日 クラフト教室・支援報告 第189回

・日時:2019年6月6日
・参加者:11名
・奉仕者:仙台教会5名、石巻教会1名

「お薬手帳カバ- (2)」製作

チャペルタイム
「6000人の命を救った外交官」
賛美:「主イエスの愛は」

今月も先月に引き続き、製作は「お薬手帳カバ-」です。

いよいよ、内ポケットを作り、おしゃれなレ-スのファスナ-を付けて、仕上げのパイピングです。そして、可愛いお花の飾りボタンをつけたタブを取り付けると完成です。
診察カ-ドも収納できる素敵なカバ-は,きっと病院通いのお供になることでしょう。
今日のチャペルタイムは、皆さんに鉛筆が配られ、何やら「中間テスト💦」という声も。
毎回、賛美曲と、みことば( すてきな季節の花のイラスト入り )が印刷された紙が配られるのですが、今月は先月と同じみことばで、第Ⅱコリント13章13節。「こういうわけで、いつまでも残るのは〇〇と〇〇と〇、これら三つです。その中で一番すぐれているのは〇です。」でした。この〇の中に「信仰」「希望」「愛」をそれぞれが鉛筆で記入しました。
読む、耳で聞く、だけでなく実際に書いてみることは、心に残るのだな…と思いました。

お話しは、第二次世界大戦下のリトアニア日本領事館員杉原千畝氏についてでした。
彼は、ポ-ランドからナチスのユダヤ人大虐殺を逃れてきたユダヤ人難民たちの最後の脱出ル-ト( シベリアから日本経由の米国入国 ) に必要な日本通過ビザを、本国の意向に反して発給し続けた外交官です。ハリストス正教会のクリスチャンでもあった彼が、苦しみ悩んだ末に出した結論は「ビザを出さなかったら、神に背くことだ。私は自分の責任において明日から発行する」でした。そして、たった一人の領事館員だった彼は、朝から夜遅くまで一日に百枚以上ものビザを、ひたすらキリストにある人道愛に燃えて書き続けたのです。
ソ連軍のリトアニア併合にともない、ベルリン退去命令が出された後も、汽車が走り出すギリギリまで、窓から身を乗り出して書き続けました。この時、杉原一人が書いたビザは2139通で、家族兼用の旅券所持者も含めると、約6000人に上ると言われています。
杉原がビザを書いてから28年後の1968年、イスラエル大使館の参事官ニシュリから面会を求められ、出向いた彼にニシュリが見せたのは、ボロボロになった一枚のビザでした。そして、翌年、彼はイスラエルに招かれ、イスラエル政府より「諸国民の中の正義の人賞」を日本人として初めて授与されました。
このことが報道された時、彼はただ一言「当然のことをしただけです。」と謙遜に語りました。神の愛に裏打ちされた勇気と犠牲の行動に、クラフト教室の皆さんも、うなずきながら耳を傾けておられました。

 

 

 

 

2019年5月16日 クラフト教室・支援報告 第188回

・日時:2019年5月16日
・参加者:10名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名

「おくすり手帳カバ- (1)」製作

チャペルタイム

「マザ-・テレサの生涯」
賛美:「主イエスの愛は」

今月と来月の製作は「お薬手帳カバ-」です。
皆さん、病院と仲良くの世代ですから、お薬手帳や診察券がひとまとめに収納できるおしゃれなカバ-に笑顔で手を動かしておられました。
チャペルタイムでは、有名な「マザ-・テレサ」の生涯をたどりました。
マケドニアで生まれ、18歳で献身しインドに渡った少女は36歳で神様の召しの声を聞き、最も貧しい人に仕える修道会『神の愛の宣教者会』を設立、さらにホスピス『死を待つ人の家』を開設、その生涯すべてを貧しき人々のために捧げて働きました。
1979年にはノ-ベル平和賞を授与されましたが、その壇上で「食べ物や着る者がない貧しいひとは世界中にたくさんいます。けれども、もっと惨めなのは、自分が誰からも愛されていない、必要とされていないと思う貧しさです。~ 」と語りました。
歳を重ね、重い心臓病で入院もした彼女を心配する人々に、決まって「天国に行ってからゆっくり休みます」と答え、世界中を回って神様の仕事を続け、やがて天国に旅立ちました。
貧しい人に仕え続けた彼女の生涯を支えたのは、貧しい家畜小屋でお生まれになった主イエス様の愛でした。どうぞクラフト教室の皆さんのためにお祈りください。