牧師コラム 『ルカの福音書の始まり』 2016年10月30日

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私たちは、歴史の目撃者たちが書き残した書物によって、
過去に何があったのかを知ることが出来ます。
しかし、勝者によって残された書物は、自分に不利なことを書かせないので、
正確ではありません。
だから、歴史は、あらゆる角度から検証する必要があります。

さて、ルカが、テオピロという人に送ろうとしている書物は、
すでに多くの人々に確信されている出来事」であり、
ルカ自身も綿密に調べているので、正確な事実であることを
分かって欲しいと語りました。
その書物が、「ルカの福音書」です。
ルカが、綿密に調べた事とは一体何か?
それは、ユダヤの国で起こった出来事です。
イエス・キリストというお方が、ゴルゴダの丘で十字架にかけられ、
死に、さらに三日目によみがえった出来事です。
なぜ、これが、それほどに重要なのか?
それは、

キリストが、神様に背を向け、逆らい続けてきた人間の罪を
身代わりに負って死なれたからです。この十字架は、神様の愛です。
この事実を受け取り、イエス様を信じる時、人はさばきに会わず、
永遠のいのちが与えられるという良き知らせです。

ルカが書き残した福音書(良き知らせ)から、イエス・キリストと共に
生きる新しい生き方を教えられていきましょう。

2016年10月6日 バイパス東仮設支援(第151回)

○日時:2016年10月6日
○場所:バイパス東仮設
○参加者:11名
○奉仕者:7名(仙台6名、石巻1名)

コスモスが風に揺れ、赤とんぼが舞い、石巻も秋の到来を告げていました。
みなさん、前回の「シューズポーチ」を仕上げて来て集まってくださいました。
それぞれの作品を手に恒例の記念撮影を終えました。

そして、今回のクラフト「ふくさ」を作ります。
紫とグレーのリバーシブル、慶事にも弔事にも使える便利なものです。
脇の綴じ方が少し難しく、複雑な針の運びでしたが、
みなさん難なく覚えて最後の飾りのブレードを残して終了となりました。
90才を過ぎた最高齢のSさんも来年2月には、女川駅近くの復興住宅に移られます。
Sさん「もう来なくなっちゃうんでしょ・・・」
私「いや・・・必ず(女川に)訪ねて行きますから・・・」

少ない言葉の中に、寂しさを口にされていました。
チャペル・タイムでは、「トラトラトラ」を打電した真珠湾攻撃の指揮官であった淵田美津雄さんについてお話させていただきました。
戦後、クリスチャンとなり伝道者として敵国であったアメリカに贖罪と伝道の旅をした彼の経験から「赦し」についてお話しました。
神様の一方的な愛と赦しを受け取った私たちも、他人を赦すことのできる者に
変えられていきたいものです。

「父よ。彼らをお赦しください。彼らは自分で何をしているかわからないのです。」ルカ23:34

神様がこのような働きを継続させてくださっていること、
また諸教会のお祈りとご支援に支えられていることを心から感謝致します。(吉田真知子)

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2016年9月29日 北部第一仮設住宅(第150回)

○場所:渡波北部第一仮設
○参加者:9名
○奉仕者:8名(仙台教会6名、石巻教会2名)

今回の支援は6月以来、実に3ヶ月ぶりの仮設訪問でした。
お祈りをして、雨の教会を出発しました。
仮設では高橋師ご夫妻がすでに到着して準備を始められていました。
支援にはどの様な企画が喜んで頂けるかを祈りつつ準備しています。
今回は「ステンシルセット」をお持ちし、布に「ステンシル型」で模様を
色づけして小さなコースターを作りました。
教える方も教えられる方も初心者の「ステンシル」。
ゆっくりの説明、ゆっくりの作業となりました。
猫、ハート、とんぼの型を選び、布の上に自由に置いて固定し、
アクリル絵の具で色を乗せていくのは簡単ではありませんが、
隣の人と比べながら、皆さん楽しげに集中して作っておられました。
「ステンシル」の後は、リラックス効果抜群の体操と歌の時間。
「紅葉」「野菊」‥と歌い次ぐ中で「野菊」2番のメロディーが
「紅葉」のメロディーに自然とすり替わり、皆で同時に気づいて大爆笑となりました。

聖書のお話は高橋師がイザヤ43章4節の御ことばを紹介してくださいました。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
のあなたの部分を自分の名前を入れて読むようにと促されると慣れないことに
恥ずかしがる中、素直に声に出して読んで下さいました。
支援での聖書のお話はやさしく分かりやすい内容ですが、
「神様が人を愛する」という価値観は教会に来ていなければ、
何度聞いても初めての感覚で戸惑うのでしょうか。

昼食は仮設の方が用意して下さったサラダ、お刺身、魚の煮付けと、
持参した助六とで大ご馳走となりました。
おいしく頂きながらおしゃべりに花が咲きます。
復興住宅が決まって安心した方、再建した自宅に戻る予定があっても
仮設の暮らしも名残惜しいと残っている方もおられます。
10月10日(月)の開所2周年記念コンサートのご案内をし、
おみやげのお米等をお渡しして解散となりました。
関東の教会の方から新米60kgを送って頂きました。
精米して2kgずつ小分けして皆さんに配布しています。感謝致します。
皆さんは支援もコンサートも喜んで参加して下さいます。
私たちがこの機会によりいっそう、整えられて通り良き管として働けますように。
神様が集まる人々を捉えてくださいますように。
皆さんが神様の愛を実感出来ますように。 (高橋裕子)

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2016年9月1日 バイパス東仮設(第149回)

○日時:2016年9月1日
○場所:バイパス東仮設
○参加者:15名
○奉仕者:7名(仙台6名、石巻1名)
○内容::シューズ・ポーチ

東北地方に台風が上陸し一部の地域で大きな被害が出ました。
台風一過秋晴れとなった朝、奉仕者6名で石巻に向けて出発しました。
石巻を流れる北上川の水はにごっていて岸いっぱいになっていました。
やはりかなりの量の雨が降ったようです。
開始時間よりまだ早い内に、仮設の方々も、三々五々、集まって来られました。
今回は「シューズ・ポーチ」を作りました。
小花のプリント柄で、小さめの靴形の小物入れ、アクセントのリボンが可愛らしい。
皆さん楽しそうに「何を入れようかしら・・・ペンケース?化粧ポーチ?」
新たに住むことが決まった復興住宅のことなど、おしゃべりしながら縫い進めて行きました。
チャペルタイムでは、「いつくしみ深き」を賛美した後、リオ五輪の話題からお話しました。

女子5,000m走予選で、米国とニュージーランドの選手がレース中衝突し転倒してしまいましたが、互いに助け合ってゴールしました。
これこそオリンピック精神だと見ていた人たちを感動させたというお話。
イエス様のお言葉「自分にしてもらいたいように、他の人にもそのようにしなさい。」を
紹介させていただきました。
いつもの様に皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
今回も諸教会のお祈りとご支援に支えられ、主に守られて御奉仕させていただいたことを
心から感謝致します。       吉田真知子

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牧師コラム 『死からいのちへ』 2016年10月23日

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共同生活をしようとするならば、共通のルールが必要になります。
なぜなら、自分の考えや価値観を互いに主張し合えば、社会が成り立たなくなるからです。
ルールを破った時に行われる謝罪会見では、必ず、「世間を騒がせ、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と言って、深々と頭を下げます。
でも、これが本当に謝罪でしょうか?
ただ、世間を騒がせ、迷惑をかけたことへのお詫びにしか聞こえません。
破ったルール、罪に対する心からの悔い改めがないのです。

イエス・キリストは、

「もしあなたがたが、わたしのことを信じなければ、
あなたがたは自分の罪の中で死ぬのです。」(ヨハネ8:24)

と語られました。罪とは、神様から離れ、自分中心の歩みをすることです。
罪によってもたらされるものは、
憎しみ・恨み・妬み・貪欲・欺き・高ぶり・盗み・悪い考えなどです。
生まれながらの人は、自分の罪の中にいるのです。
このような歩みに希望は、あるでしょうか?

イエス・キリストは、私たちのこの罪を身代わりに負って、十字架の上で死なれました。
十字架には、神様の赦しと愛が表されています。
神様の赦しと愛が分かる時、人は、本当の希望を見出すのです。
罪の中で死ぬ歩みから、赦しと愛の歩みを求めてみませんか?

牧師コラム 『良い牧者』 2016年10月16日

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イエス・キリストは、「わたしは良い牧者です。
良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」(ヨハネ10:11)と語りました。
羊飼いは、羊を獣や盗人から守るために寝ずの番をします。
夏ならまだしも、冬の寒さはとても厳しく、命を落とすことさえあります。
羊飼いの仕事は、命がけです。
羊は、羊飼いにとって財産ですから、羊のために命をかけるのは
当たり前なのかもしれません。

聖書は、人間を“”にたとえています。
羊は、導く者がいないと、すぐに迷子になり、命の危険にさらされてしまいます。
同様に、人間も導き助ける人が必要です。
しかし、多くの人は、自分の力で歩んでいます。
その先にある滅びさえ知らずにいるのです。
滅びに至る道とは、私たち人間を創造された神に従わず歩む道のことです。

イエス・キリストは、このような歩みをしている私たちのためにいのちを捨て、
神様と共に歩む道へと導いて下さったのです。
それが、十字架です。十字架は、私たちを滅びに至る道から救い出し、
いのちの道へと導きます。
この道を求めてみませんか?

開設2周年記念コンサート ~竹下静さんを迎えて~

開設2周年を迎えた10月9日、記念礼拝に仙台教会から聖歌隊が駆けつけ、
一緒にお祝いしました。
教会がなかった渡波地区に、神様が教会を置いてくださり、
共に神様を賛美する兄姉を与えてくださっていることを、心から感謝します。

10日は、ゴスペル歌手の竹下静さんをお迎えして記念のコンサートです。
竹下さんは、仙台で生まれて、中学3年と高校時代を石巻で過ごした方です。
震災の後、故郷の方たちのために歌うことで力になれたらと願い、
以来仮設住宅に何度も足を運ばれました。演歌が喜ばれることや、
「花は咲く」のリクエストがあったことから、レパートリーを増やして、
被災された方たちの心に寄り添う音楽活動を続けて来られました。
最後に歌ってくださった「アメイジング グレイス」は、圧巻という他ありません。

高橋師によるショートメッセージの後、茶菓をいただきながら色々なお話を伺いました。
復興住宅にようやく当たった3人の方は、来年春の引越しが決まって、
本当にホッとしているとのこと。一緒に喜べるのは嬉しいことです。
また、夏に来てくださった川越教会のS夫妻と手紙のやり取りをしている方は、
今日のコンサートのことを早速報告すると言ってくださいました。
一度は文字通り全てを失った方たち、キリスト教の「キ」の字も知らなかった方たちが、
64名集われて、共に「主 我を愛す」と歌い、未来に期待して、笑い合うとは、
なんと素敵なことでしょう。
ここまで守り導いてくださった主に、深く感謝致します。
お祈りをありがとうございました。

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牧師コラム 『主は私の羊飼い』 2016年10月9日

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2年前(2014年)の10月第2日曜日からここで礼拝を始めました。
今日(10月9日)で満2年を過ぎ、3年目に入ります。
周囲の皆さんのご理解を得て歩めますことを主に感謝しております。
また今年、4月より高橋夫妻が仙台より移住しました。
お寺のお坊さんは住職と呼ばれます。
住職とは字のごとく、そこに住むこと自体が職業なのでしょう。
ですから高橋夫妻はキリスト教会の住職でもあります。
今後とも、よろしくお願いします。

今日は、詩篇23を学びます。この詩は

〈主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、憩いの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために義の道に導かれます。
たとい死の陰の谷を歩くことがあっても、私は災いを恐れません。
あなたが私と共におられますから…〉

と信仰者の人生の中で神の導き、神の支えの豊かさ、確かさを証ししています。
神の守りの確かさは、死の陰の谷の中でいよいよ明らかになります。
それはこの作者が神を〈あなた〉と呼ぶ中に表されているのです。

〈あなたが私と共におられます〉

これこそが神への信仰に生きる者の告白です。

牧師コラム 『ゲツセマネの祈り』 2016年10月2日

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聖書は創造主なる神からの手紙ともいえるものです。
手紙にはそれを書いた人の思いが表されています。
人の心の思いが正直に表されるのが、祈りのことばです。

今日学びますマルコの福音書14章32~42節は、
ゲッセマネの祈りと言われ、苦難を前にしたイエスの心情が描かれています。
その祈りとは、父なる神を、親しさを込めて「アバ、父よ」と呼び、

「あなたにおできにならないことはありません。
どうぞ、この杯をわたしから取り除けてください。
しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままをなさってください。」
と祈るのです。

この杯とは、十字架にはりつけになることです。
イエスには、何の落ち度も罪もありません。
しかし、十字架刑を受けなければならないのです。
前途に控えるこの苦難を前に、ゲッセマネの園で、
イエスは深く恐れ、もだえ始めたのです。

正しい人、義なる人が罰せられる不合理、理不尽と言える中で、
イエスは「わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままをなさってください」と祈り、
受難の杯を受け入れます。
それは〈民の罪の為になだめがなされるため〉(ヘブル2:17)でした。
この死によってこそ、人は救われるのです。

 

牧師コラム 『あなたは高価で尊い』 2016年9月25日

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私たちは、大なり小なり人の目を気にしながら歩んでいます。
それ故、心が休まりません。自分が高く評価されればうれしく、元気になります。
反対に、見下されると、生きる気力さえ失ってしまいます。

ところが、神様は、ありのままのあなたをすべて受け入れた上で、

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしは、あなたを愛している。」(イザヤ43:4)

と語っておられます。これが神様のあなたへの評価です。
無条件なので、学歴や家柄、才能や容姿などには全く左右されません。
あなたは、ダイヤモンドよりもキラキラ輝いており、非常に大切な存在だというのです。
あなたは、神様に愛されているのです。

もしも、あなたが、苦難の中にいる時、孤独な時、
「あなたは、高価で尊い大切な人、愛しているよ!」と言われたら、
心慰められ、励まされますよね。
神様はあなたのことを本当に心配し、気にかけてくださるお方。
いつもあなたのそばにいて、あなたを見守って下さるお方なのです。
この神様を信頼して、神様と共に人生を歩んでみませんか?