○日時:2016年10月6日
○場所:バイパス東仮設
○参加者:11名
○奉仕者:7名(仙台6名、石巻1名)
コスモスが風に揺れ、赤とんぼが舞い、石巻も秋の到来を告げていました。
みなさん、前回の「シューズポーチ」を仕上げて来て集まってくださいました。
それぞれの作品を手に恒例の記念撮影を終えました。
そして、今回のクラフト「ふくさ」を作ります。
紫とグレーのリバーシブル、慶事にも弔事にも使える便利なものです。
脇の綴じ方が少し難しく、複雑な針の運びでしたが、
みなさん難なく覚えて最後の飾りのブレードを残して終了となりました。
90才を過ぎた最高齢のSさんも来年2月には、女川駅近くの復興住宅に移られます。
Sさん「もう来なくなっちゃうんでしょ・・・」
私「いや・・・必ず(女川に)訪ねて行きますから・・・」
少ない言葉の中に、寂しさを口にされていました。
チャペル・タイムでは、「トラトラトラ」を打電した真珠湾攻撃の指揮官であった淵田美津雄さんについてお話させていただきました。
戦後、クリスチャンとなり伝道者として敵国であったアメリカに贖罪と伝道の旅をした彼の経験から「赦し」についてお話しました。
神様の一方的な愛と赦しを受け取った私たちも、他人を赦すことのできる者に
変えられていきたいものです。
「父よ。彼らをお赦しください。彼らは自分で何をしているかわからないのです。」ルカ23:34
神様がこのような働きを継続させてくださっていること、
また諸教会のお祈りとご支援に支えられていることを心から感謝致します。(吉田真知子)