2016年9月29日 北部第一仮設住宅(第150回)

○場所:渡波北部第一仮設
○参加者:9名
○奉仕者:8名(仙台教会6名、石巻教会2名)

今回の支援は6月以来、実に3ヶ月ぶりの仮設訪問でした。
お祈りをして、雨の教会を出発しました。
仮設では高橋師ご夫妻がすでに到着して準備を始められていました。
支援にはどの様な企画が喜んで頂けるかを祈りつつ準備しています。
今回は「ステンシルセット」をお持ちし、布に「ステンシル型」で模様を
色づけして小さなコースターを作りました。
教える方も教えられる方も初心者の「ステンシル」。
ゆっくりの説明、ゆっくりの作業となりました。
猫、ハート、とんぼの型を選び、布の上に自由に置いて固定し、
アクリル絵の具で色を乗せていくのは簡単ではありませんが、
隣の人と比べながら、皆さん楽しげに集中して作っておられました。
「ステンシル」の後は、リラックス効果抜群の体操と歌の時間。
「紅葉」「野菊」‥と歌い次ぐ中で「野菊」2番のメロディーが
「紅葉」のメロディーに自然とすり替わり、皆で同時に気づいて大爆笑となりました。

聖書のお話は高橋師がイザヤ43章4節の御ことばを紹介してくださいました。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」
のあなたの部分を自分の名前を入れて読むようにと促されると慣れないことに
恥ずかしがる中、素直に声に出して読んで下さいました。
支援での聖書のお話はやさしく分かりやすい内容ですが、
「神様が人を愛する」という価値観は教会に来ていなければ、
何度聞いても初めての感覚で戸惑うのでしょうか。

昼食は仮設の方が用意して下さったサラダ、お刺身、魚の煮付けと、
持参した助六とで大ご馳走となりました。
おいしく頂きながらおしゃべりに花が咲きます。
復興住宅が決まって安心した方、再建した自宅に戻る予定があっても
仮設の暮らしも名残惜しいと残っている方もおられます。
10月10日(月)の開所2周年記念コンサートのご案内をし、
おみやげのお米等をお渡しして解散となりました。
関東の教会の方から新米60kgを送って頂きました。
精米して2kgずつ小分けして皆さんに配布しています。感謝致します。
皆さんは支援もコンサートも喜んで参加して下さいます。
私たちがこの機会によりいっそう、整えられて通り良き管として働けますように。
神様が集まる人々を捉えてくださいますように。
皆さんが神様の愛を実感出来ますように。 (高橋裕子)

img_2849  img_2851

img_2852  img_2855

img_2863  img_2866

img_2875  img_2857