牧師コラム 『良い牧者』 2016年10月16日

IMG_8506 高橋 勝義 伝道師

イエス・キリストは、「わたしは良い牧者です。
良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」(ヨハネ10:11)と語りました。
羊飼いは、羊を獣や盗人から守るために寝ずの番をします。
夏ならまだしも、冬の寒さはとても厳しく、命を落とすことさえあります。
羊飼いの仕事は、命がけです。
羊は、羊飼いにとって財産ですから、羊のために命をかけるのは
当たり前なのかもしれません。

聖書は、人間を“”にたとえています。
羊は、導く者がいないと、すぐに迷子になり、命の危険にさらされてしまいます。
同様に、人間も導き助ける人が必要です。
しかし、多くの人は、自分の力で歩んでいます。
その先にある滅びさえ知らずにいるのです。
滅びに至る道とは、私たち人間を創造された神に従わず歩む道のことです。

イエス・キリストは、このような歩みをしている私たちのためにいのちを捨て、
神様と共に歩む道へと導いて下さったのです。
それが、十字架です。十字架は、私たちを滅びに至る道から救い出し、
いのちの道へと導きます。
この道を求めてみませんか?