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2013年9月12日「渡波北部第2団地 絵手紙教室ほか」(第74回)
○場所:渡波北部第2団地(26世帯)
○奉仕者:8名(仙台教会)
○奉仕内容:絵手紙教室と賛美とお話の集会、戸別訪問による個配キット配布
○個配キット内容:サバ缶1、カップ面、ティッシュ1、さつま芋、トラクトセット
5月以来の訪問になった渡波北部第2団地へ久しぶりの支援を行いました。 この団地は鍵の管理者が分らず、いつも市の拠点センターに鍵の借用に行っています。担当の方が地域の方に変わっていました。地域で「石巻やきそば」マイスター制度を作り、渡波地区の町おこしに役に立つ企画を計画しているとの事でした。仮設団地の共同企画も予定しているので、実現すれば盛り上がるのではないかと期待されていました。私も一度、頂きましたが、おいしい焼きそばです。
談話室の集まりは少なく5名の方でした。少ない時はゆっくりとおひとりおひとりに丁寧な対応が出来ます。心配されていた絵手紙も2枚、3枚と楽しみながら描かれていました。最後は作品を手にカメラで撮影しました。後日、お送りする予定です。 この5名の方の内2名が仮設の方で、3名はご近所の方でした。1人は仮設から近所に引っ越しされた方。1人は他の仮設から支援があると聞いて自転車で来られた方。1人は近所の道端でお声掛けした方でした。 他の仮設から来られた方は教会の姉妹からのハガキ連絡で知ったという事でした。支援後のこのようなやりとりは隣人になる為の必要であると思わされました。
この仮設訪問時にいつも挨拶に行っている木箱製作所があります。個配キットもお届けしています。帰り道にTさんに会い絵手紙教室にお誘いしました。お話する中で「押し花」制作が趣味で見せてあげるからとご自宅に招かれました。なんと、木箱製作所のおばあちゃんでした。市から表彰されたこともあるという見事な作品ばかりでした。絵手紙ははじめ遠慮されていて、いったんお別れしたのですが、遅れて集会に参加され、とてもうれしく思いました。送って行った帰り、楽しく遊ばせてもらった…と笑顔で言われていました。次回もお誘いしたいと思います。
絵手紙、昼食、交わり、賛美、お話と自然な流れで良い時間を過ごす事が出来ました。 栗原先生のお話はタイムリーなオリンピック招致の話題でした。興味のわくお話だったと思います。 帰りは3手に分かれ次回9月26日の支援チラシを訪問予定の仮設団地に一枚ずつお配りしてきました。神様の導きに感謝いたします。(高橋 裕子)
2013年9月5日「石巻バイパス団地東」(第73回)
第73回 支援報告 2013.9.5
○場所:石巻バイパス団地東
○奉仕者:3名
○奉仕内容:パッチワークのお手伝いと御ことばの証、個配キットお渡し
○キット内容:トラクトセット、温めん、麺つゆ、ティッシュー、スポーツジェル、温シップ小
2013年8月22日「フェスティバル、コンサート、二胡と冷茶の会」(第72回)
今回は3か所で支援を行いました。
1.高安酒店 サマーフェスティバル
2.万石浦団地 浅野洋介テノールコンサート
3.尾浦浜 二胡演奏と冷茶とお話の会
遠くから近江教会、川越教会、浦和教会、武蔵野教会、関西協議会の方々が駆けつけて協力参加して下さいました。心から感謝いたします。以下、各所の様子をご報告致します。
1. サマ-フェスティバル
○場所:高安商店様
○奉仕者:23名(近江教会6名、宇治教会1名、浦和教会1名、武蔵野教会2名)、ロング宣教師夫妻、仙台教会11名)
○内容:浜岡典子師コンサ-ト、メッセ-ジ:浜岡師、お楽しみ会
高安商店にはすでに10時前からたくさんの方々が集まっておられ、コンサ-トは時間を繰り上げて開始されました。最初の曲「365歩のマ-チ」で大いに盛り上がり、次々と演奏される懐かしい曲を皆さん楽しそうに歌い、続く典子師の賛美と浜岡師のお話しにも真剣に耳を傾けておられました。
炭火おこしと大量調理に不安を抱えていたお楽しみコ-ナ-の焼きそばも、背後の祈りと担当して下さった兄姉、そしてこども達の大奮闘で無事守られ「おいしい焼きそばだね!」と喜んで頂きました。かき氷、綿あめも大盛況で最後のビンゴゲ-ムも盛り上がり予定の12時半に無事終了しました。(スタッフの皆さん、汗だくの御奉仕ご苦労様でした!) トスケ(くじ引き)を準備してこども達の参加を期待していたのですが、こちらは少なくて残念でした。
「キリストは長く支援に来てくれてありがたい。」「また来て下さい。楽しかったよ。」等の声をたくさんかけて頂きました。集会後はおいしい手料理に冷たい飲み物でホット一息… ご近所の方が震災後の写真や新聞のスクラップを持参してくださりお話しを伺ったり、なごやかで親しいお交わりのひとときにも感謝でした。
集まられた方々に、そしてこの地に神様の守りと祝福がありますようにお祈りします。
(高橋)
2.万石浦団地テノールコンサート
○場所:渡波万石浦団地
○奉仕者:15名(仙台教会12名、古川教会3名)
○参加人数 約30名
こちらの集会所にはすでに男性の方が数人集まっていて私達を快く迎えて下さり、荷降ろしまでお手伝い してくれた方もおられました。会場の準備のあと、戸別訪問に個配キットを届けながらコンサートのお誘いに回りました。ほとんどの方がコンサートのことは事前の案内ポスターで分っていて楽しみにしていたようです。
落ち着いた雰囲気の中、テノールコンサートが始まりました。浅野兄の声量ある歌声が赤間姉の伴奏と息もピッタリで約1時間、15曲ほど歌っていただきました。皆さん、ご存じの「荒城の月」「浜辺の歌」 そして、賛美歌や私も初めて聞きましたが、詞もメロディーも美しい歌「くちなし」や「丹沢(たんざわ)」など‥。「上を向いて歩こう」は皆さんと共に歌いました。
コンサート中、男性の方から、質問があり、浅野兄が誠実に一つ一つお答えする場面があって、会場が大いに盛り上がりました。笑顔あふれるコンサートとなりました。奏楽者のA姉も幼子を連れての初めての支援参加でしたので、祈りに守られて無事に終えられたのは本当に感謝なことでした。
ショートメッセージは栗原先生がご自身の病の経験をユーモアを交えながらお証してくださり、仮設の皆さんも私たち奉仕者も励まされました。支援を通して、仮設の皆さんとの心の距離が少しずつ近寄っていくことができますよう、祈りに覚えたいとますます思わされました。
(深澤まり子)
3.尾浦浜支援報告
○場所:女川町尾浦町 Sさん宅向かいの住宅跡地
○奉仕者:12名(川越教会2名、関西地区協議会6名、仙台教会2名)
○内容:二胡演奏、冷茶、昼食、支援物資
○参加: 17名
車4台で女川に入ると海の色が美しく輝いていて、海と木々の美しさに目を奪われながら、女川から雄勝に続く未だに崩落箇所が直されていないために片側通行の箇所がいくつもある道を行くと、尾浦町に下りていく道。尾浦浜は小型漁船が多く停泊していて、他の小さな漁港よりも活気を感じました。
去年の8月に続いて2回目の訪問(野瀬師と水野師、裕子姉は二回目)、10:30頃到着し準備開始。この日は、銀鮭の作業が一段落したため、家(仮設住宅等)に戻っている方が多かったそうですが、Sさんが皆さんに声掛けをして下さり、Sさんのおっしゃった通りの15名以上の方々が二胡の音色に誘われるかのように集まって下さいました。男性が多く、仕事の途中で来て下さった方もおられ、とても嬉しく思いました。
住宅があったコンクリート敷きの場所をお借りしたので、椅子とテーブルも支援物資も並べやすく、また、すぐ隣の山のおかげでちょうど良い木陰が出来ていて心地良い風も吹き、快適でした。
二胡の演奏者のS姉らは岩手から何箇所かで演奏しここに来て下さったとのことで、演奏はもちろん素晴しく、リードもとてもお上手でした。二胡の演奏に合わせて「ふるさと」や「川の流れのように」「花」などを一緒に歌いましょうとの声掛けに、皆さんが歌詞カードを見ながら歌ってくださいました。その後は水野師らの本格的冷茶と和菓子を、M師のお話や外国の茶器を楽しみながら、味わって下さったようです。(唯一のお子様参加者のAちゃんにはちょっと苦過ぎました。ごめんなさいね。)
心地良い日陰はいつの間にか移動して暑さに驚くことが度々あり、「影を追ってテーブルごと移動するイギリス式でいきましょう。」との提案に、皆さんが快く応じて全部を運んで下さり助かりました。冷茶の時に二胡の体験もして頂き、続いて野瀬師のお話。まずは脳トレ(脳を活性化するトレーニング)のクイズを数問出され、Y社の社長さんは難問を多く即答され、更なる難問にも見事に正解された方々もおられ感動でした。皆さんが素敵な笑顔を見せて下さり、仲の良い暖かい雰囲気を感じました。皆さんで楽しく脳トレできたと思います。そして最後に野瀬師が下記の聖句を読んで下さいました。
「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。
それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。
たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。」
(詩篇46:1~8)
その後、助六とお茶の昼食、支援物資(衣類等と全世帯に日用品等)をお持ち頂きました。皆さんがお仕事を中断してまで集まって下さり、笑顔を見せて下さったことや、なかなか集まる機会がないので良かったと言って下さったこともとても嬉しく思いました。椅子の数ガ皆さんの人数にぴったりだったのは大変感謝でしたが、奉仕者が皆さんと椅子を並べてゆっくりお話を伺うということはできなかったので残念でした。今度伺う時には椅子を多く持参したいです。
尾浦は地盤沈下で浜がほとんどなくなってしまったこと、津波の時は港に強く繋いでおいた漁船がちょうど波を受け流したような形になったので多く助かったこと、夜の津波の方が大きく、Sさん宅の屋根の上に他の家の屋根が三つ乗っていたということ等もお聞きしました。
尾浦は銀鮭が主力産業で、この時期は帆立、その後は牡蠣の出荷が多いとのこと。大きな赤字があったが、少し回復してきて赤字は減ったが、来年で補助が打ち切られるので、その後はどうしたらよいのか・・・と大きな不安を抱えていらっしゃるようでした。安全な女川の魚介類ですが、風評被害が依然として大きいようです。まず私達が女川の、三陸の、東北のものを選んで購入し、周りにもそれを知らせることが大事だと奉仕者で話していました。仮設住宅の談話室とは違って、仕事場におじゃましている感じなので、早めにお開きにしました。
関西のある幼稚園の子供達が尾浦の皆さんへ書いてくれた応援メッセージをT姉が持って来て下さいましたが、帰る時に通った復興された工場の道路側の壁に貼って下さっているのを発見し、奉仕者一同で大感激し、その工場の方々と喜びの撮影会。名残惜しさを振り切って帰路に着いたのでした。皆さんに本当の「避け所」「助け」を知って頂きたい!!と願いながら・・・。
(相澤 幸)
ニュースレター 2013年8月号(Vol.4)
2013年7月25日「渡波垂水地区 支援活動」(第70回)
今回は名古屋の3教会から10名の方々が10時間をかけて車で来て下さり、4泊5日の滞在期間に様々なご奉仕をしてくださいました。特に渡波三和町の教会土地の草刈りを一日がかりでして頂き、ご近所の方にも良い証となりました。深く感謝いたします。
◎場所と内容
渡波垂水仮設団地談話室で交流会/
垂水仮設団地、渡波北部仮設第3団地、渡波垂水地区、渡波後生橋地区、渡波流留字五性橋地区を戸別訪問
◎奉仕者24名
・名古屋西教会7名、名古屋教会2名、春日井教会1名
・仙台教会12名、古川教会2名
垂水仮設交流会 7月25日
この日朝から雨で、石巻に入っても止む気配はありませんでした。雨の中の支援活動となりました。垂水仮設住宅で交流会を持つのは、初めてでしたが、早くから、みなさん集まって、私たちを待っていてくださいました。
今回は、中部地区の3つの教会から10名の兄姉が、参加してくださり、お手伝いくださいました。仮設の方々も、遠く名古屋からきてくださったと、喜んでくださいました。
キーボードとギターの伴奏に合わせて、ふるさと、荒城の月、あざみのうたを歌いました。その後、被災体験を伺いましたが、とても心を開いてお話くださり、時間があっという間に過ぎて行きました。深い悲しみ、考えられない恐怖の体験、失ったものの大きさを思い、簡単に癒されるものでないことを、改めて感じさせられました。
昼食の後、いつくしみ深きを賛美して、マタイ11:28を声を合わせて読んでいただきました。聖書の言葉を読むことは、初めての方ばかりかと思いましたが、 とても力強い声で読んでくださいました。みことばが、心に刻まれて、神様が、お一人お一人の悲しみを癒してくださいますように門谷師の祈りをもって会を閉じました。
最後に各地から送っていただいたスポーツジェルやお米などをお土産に差し上げることができました。また衣類も喜んで持ち帰ってくださいました。各地の兄弟姉妹のご支援にも心から感謝致します。
この日同時に、戸別訪問も雨降る中でしたが行われました。また、帰り道、お二人のご婦人に会い、最後の2つの支援物資をお渡ししました。
わたしたちは、神様の不思議な導きに感謝しつつ、喜びに満たされて帰途に着きました。
(吉田真知子・記)
2013年6月27日「支援活動(パーティ、戸別訪問)」(第69回)
今回は以下の二カ所で支援活動を行いました。
〇支援場所 キャサリン・ロング宣教師宅
〇奉仕者 2名
〇支援内容 石巻バイパス東仮設の方とのパーティのお手伝い
〇支援場所 渡波地区戸別訪問
〇奉仕者 12名(仙台9、けやき通り教会1、古川2)
〇支援内容 戸別訪問しながら個配キット(トラクトセット、麺つゆ、温麺、ティッシュ、抹茶オーレ)をお配りする。
好天に恵まれ、仙台を出発し、渡波に集合する前に2人目のお孫さんが誕生された祝田のHさん宅におむつ、抱っこひもをお届けしました。
二人ひと組で6組に分かれ戸別訪問をしました。訪問すると、一瞬怪訝そうにされこちらも内心恐れます。が、笑顔で挨拶させていただき、支援でまわっている事、以前高安酒店さん前で物資支援をさせていただいていた事などお伝えしますと「あぁ、私も行って受け取った。」「あの時は助かったの。」等、表情が変わります。
70歳代の男性。現金入りの金庫が5日後に見つかったが、破壊されていて現金はなくなっていたという事。金庫の処理はご自分でされたそうです。
被災地域の戸別訪問は緊張が伴いますが、訪問しなければ分らない事情を知ることができます。神様から力を頂いて今後も続けていきたいと思います。
渡波の戸別訪問後、被災ガイドさんからお話を聞くために、女川へ向かいました。短時間でしたが、貴重なお話を聞く事が出来ました。人口1万ちょっとの女川で800人以上が亡くなり、今も200人以上が行方不明との事です。ほとんど更地になり5メートルのかさ上げ工事が始まっている様子を高台から眺めながら、今後、どんどん変わっていく街を思わされました。
渡波は24度と汗ばむ天候でしたが、車で10分の女川は気温17度の強風でたちまち体温が奪われていきました。これも神様の御手の中の出来事と思わされる体験でした。
(高橋裕子)
2013年6月4日「関東合同婦人会合流、支援活動報告」(第68回)
今回は、関東合同婦人会57名の参加を得て仙台教会、古川教会、石巻の宣教師チームの合同の総勢86名の支援となりました。婦人会の皆さんは前日3日に大型バスとワゴン車で仙台に到着されました。3日は仙台教会で集会を持たれ、翌4日に石巻支援に参加されました。遠くの教会の方々がたくさんの神様の愛を届けてくださいました。感謝いたします。
仙台教会がいつも行かせていただいている5か所の仮設を5グループで訪問いたしました。それぞれの仮設で交わりと被災体験をお聞きする時を持ちました。 参加された方々には個配キット、合同婦人会からのおみやげ、昼食などをお配りしました。お話をうかがう前に関東合同婦人会の方からの絵本、紙芝居、エプロンシアター、ギター、リコーダーのご披露があり温かい交わりとなりました。 以下、各所での活動報告です。(高橋裕子・記)
〇支援場所 祝田仮設
〇奉仕者 12名
〇関東合同婦人会の奉仕 『リコーダー』
2013年6月4日(火) 三陸道を石巻・河南で降り、渡波・祝田に向かいました。一つ目の橋、石巻大橋の下を流れる北上川の水面は、まるで「いらかの波」のようで、その中を一筋の凪がスーッと走っています。2つ続きの牧山トンネルをくぐると渡波。いつのまにか石巻市立女子商業高校も渡波中学校も解体されました。万石浦にかかる2つ目の橋、万石橋を渡って右に曲がり護岸工事の進む海沿いの道を進み、左に折れた道を登ると仮設祝田団地です。片道約1時間半かかります。
2011年10月に初めて緊急物資支援で祝田団地に伺ってから今回で7回目の支援。この間にもご希望の品々をお届けしたり、個人的にもお訪ねしたりして、何度お伺いしたことでしょう。目を閉じると皆さんのお顔が目に浮かびます。いつものように自治会長の奥さんのSさんが談話室の窓を開けて掃除機をかけ、私たちを出迎えてくれました。この日は遠路お越しくださる関東合同婦人会の姉妹方を迎えての、いつもとは違う支援なので、祈りつつ、ちょっぴり緊張しながらの準備です。4つの教会(川口、川口中央、川越、草加)の8人の姉妹方が到着され地元の方々をお待ちしますが、開始時間になっても皆さんが来られません。仮設住宅の方々を迎えにあがったり、Sさんが同乗してくださって祝田・大森地区の方々へご案内に回って、8人の方が集ってくださいました。予定より少し遅れましたが、それでも10:40に交流会を始めることができました。皆さん、いつもと同じ開始時間だと思っておられたようでした。
仙台教会のA姉が「私たちの教会の支援は、ここに来てくださっている皆さんをはじめ、支援をしてくださっている多くの方々のご協力で続けてくることができました。今日は皆さんのお話を伺って、これからどのようなお手伝いができるのかを考えていくために関東からバスで来てくださいました。」と挨拶して交流会が始まりました。
草加教会の姉妹がアルトリコーダーで伴奏してくださって「あざみの歌」「故郷」「いつくしみ深き」を賛美しました。温かな優しい音色のリコーダーと賛美の歌声が6月の緑の風にのって仮設住宅の中を流れていきました。
被災体験を伺うコーナーは、時間の関係で懇談という形ではなく、1対1でお話を伺うことになりました。皆さんの震災、津波の体験は、今もなお、お一人おひとりの心につらい体験として残っていることと思います。関東合同婦人会の姉妹方は、お話を一言も聞き漏らすまいと耳を傾け、深くうなずきながら聞いていらっしゃいました。
私が聞いたSさんのお話です。中学生の孫娘さんを亡くされたSさん、「最初は悲しみに沈んでいたけれど、息子さん(お孫さんのお父さん)から『いつまでも悲しんでいても仕方がない。前を向いて歩いていこう。』と励まされ、何とか立ち上がったの。息子たちに協力してもらって家を建てることができて6月末に新居に引っ越すことになりました。」と話してくださいました。心に悲しみを持ちながらも再起の笑顔はじーんとくるものがありました。
交流会は短い時間でしたが、名残惜しい別れとなりました。住所を交換されていたり、一緒に写真を撮ったりして、また来てくださった方々の教会名とお名前を知りたいという方もいて、それを書いてお渡ししたりしました。関東の美味しいお菓子もめいめいに渡るように準備してきてくださって、嬉しく細やかな心遣いが感じられるご訪問でした。
関東合同婦人会の姉妹方が帰られた後、祝田の方々と食事をしていたときのことです。昭和3年生まれの84歳のSさんが「ちょっと聞きたいのですが・・・渡波の三和(みつわ)町に教会が建つって書いてある紙が入っていたけれど、どごらへんでしょうか?」と質問されました。それを聞いて参加されていた方が「ほら、あそごっしゃ ○医院があったどご」とか「○○のお店があるどご」とそれぞれに教えてくださり、Sさんは、その場所が分かった様子でした。とても思いがけない質問でした。お一人で暮らしていらして、いつもは物静かなSさんが居住まいを正されて質問されたことにSさんの期待が伝わってきました。石巻の教会は待ち望まれていると感じました。
帰りには、入院している仮設住宅のTさんを3人でお見舞いして帰路につきました。
震災から2年ちょっと経ちました。私たちの教会の石巻支援は震災後間もなく始まり、今日に至っています。途切れることのないたくさんの愛の支援が教会に届けられ、多くの祈りが積まれています。今回、支え祈り続けてくださっている関東合同婦人会の皆様、長野・上田教会の皆様が被災の地を訪ねてくださり、被害を受けた方々に心を寄せてくださって感謝しています。(庄司弘子・記)
〇支援場所 渡波北部第1仮設
〇奉仕者 13名
〇関東合同婦人会の奉仕 『絵本』『紙芝居』
4日当日はいつもより早めの9時30分過ぎには仮設に着きました。こちらの仮設では数人で昼食をとり一日を集会所で過ごす事が常になっているので、人の繋がりができているようです。この日も手作りの惣菜が数点用意されていました。
ひと足先にご馳走になりながら、皆さんが来られるのを待ちました。10時過ぎた頃に仮設の世話役の方が声がけをしておいて下さった方々がポツポツとお見えになりました。この日はディサービスに行っている方が多いと聞いていたので、何人位集まって下さるのか心配していましたが、後で来られた婦人会の方々と丁度同じ人数だったのには驚きました。
10時20分から簡単に自己紹介をし2曲賛美した後、婦人会の有志の方が絵本の読み聞かせをしてくださいました。プロ並みの上手さで一冊の予定が二冊お願いしたほどに素晴らしいパフォーマンスでした。本を読んでいただく中で皆で一斉に声を出す場面もあり、和やかなムード作りができた様に思います。
その後仮設の方と婦人会の方と1対1でお話をしていただく時間が40分ほど取れました。それぞれのお話の中に仙台教会の者はあまり入りませんでしたので、どの様な話がなされていたのかは、分りませんが、どの方々も途切れる事なく話をされて終了の時を告げるタイミングは難しい事だったと思います。
終わりに上田教会の若林先生に祈っていただいてお別れとなりました。手を取り背中をさすりと分れを惜しみ婦人会の方々をお送りしました。
婦人会の方々が到着されるまでとお帰りになられてからの時間が結構あったので、いつもお世話して下さる顔馴染みの方々とゆっくりお話させていただく事ができたのは感謝でした。渡波の方々が多く、地盤沈下した土地の道路をかさ上げする計画になっているのに一向に工事が進まない。家を改修したり新築してもその後で道路より低くなるのでは困るから今は何とも言えないとの事。大切な土地だけど、草取りに行く気にもならない。 渡波に美容院が多いのは街が栄えていた頃、女性客がたくさん利用していたからでねメイン通りは大変な賑やかさだったと昔の街の豊かさを話される時の楽しそうな様子は印象的でした。震災の前後の様子が載っている写真集にも渡波は載っていないとおっしゃっていました。
戻らないと分っていても取り戻したい思いとやり直そうにも先が見えない現実の中で。辛さをかみしめながらの毎日なのだなあとつくづく知らされた事でした。(牛久洋子・記)
〇支援場所 渡波北部第3仮設、垂水仮設
〇奉仕者 12名
〇関東合同婦人会の奉仕 『ピアニカ演奏』
主の御名を賛美します。
仮設参加者は垂水仮設7名と北部第3仮設4名の12名でした。垂水からの初参加が6名の出席で感謝しました。今回の支援の為、2か月前から祈りつつ準備してきたことですから、それぞれの交流会が祝福の時となりましたことを主に感謝いたします。
まず始めに関東合同婦人会の姉妹から自己紹介をしていただき、仮設の方々にお会いして直接、『お話を聞かせていただきたいという思いで参加しました』とお伝えしましたら、仮設の方々も皆さん、『よく遠くから来て下さった』と感謝しつつ、ご自分の被災体験を淡々とお話してくれました。みなさん、ご自分のことのように涙しながら傾聴され、短い時間でしたが、祈りに覚えてお別れしました。
婦人会の方が帰られた後はリラックスされてお昼を一緒にいただきながらお交わりができました。М姉の立てて下さったお抹茶もとても喜んで下さいました。後日、不足分の個配キットを第3仮設世話人のTさんへのお礼の手紙を添えてお送りしました。(深澤まり子・記)
〇支援場所 万石浦仮設
〇奉仕者 28名
〇関東合同婦人会の奉仕 『腹話術』
その日、石巻は曇り空でしたが、集会所の前に、もうすでに何人か集まって、私たちを待っていてくださいました。更に、一軒一軒お声を掛けて歩くと、三々五々みなさん、集まって来られました。
関東合同婦人会の姉妹方が、大型バスで到着され、自己紹介が終わるや否や、仮設の方々と婦人会の方々との交流が始まりました。あっという間に、集会所は熱気に包まれて行きました。自然に2,3人のグループができ、それぞれの被災経験をお話くださいました。初めて会うのに、心を開いて、辛い経験をお話くださるだろうか・・・という当初の心配は、全くと言ってよいほどありませんでした。むしろ、’被災経験を話すのは、はじめてだったが、話せて楽になった‘という声が聞かれ、話すことによって、みんなの顔が、明るくなって行くように感じられました。
予定の時間になり、“あざみのうた”“いつくしみ深き”を声を合わせて歌いました。流山教会のI姉が腹話術を披露してくださり、なごませてくださいました。
その後、流山教会の宗形先生が、仮設の方々のために、心をこめて祈ってくださいました。その祈りの言葉ひとことひとことが心に響き、そこに集った私たちの心がひとつにされたように感じました。
婦人会の方々が、女川に出発された後、引き続き昼食をはさんで交わりは続き、帰りに、婦人会の方々が用意してくださったおみやげをおひとりおひとりに差し上げることができました。
限られた時間ではありましたが、本当に素晴らしいときとなりました。集まってくださった仮設の方々、関東から参加してくださった姉妹方、そして守り導いてくださった神様に心から感謝致します。(吉田真知子・記)
〇支援場所 高安酒店
〇奉仕者 22名
〇関東合同婦人会の奉仕 『エプロンシアター』
石巻の被災体験の参加者は21名でした。 高安商店さんの計らいで、今回は大きく被災された方を選んで、声がけをしていてくれました。また震災の体験談を語ってくれるように、2名の方にお願いをしていてくれました。 まず賛美の後、関東合同婦人会の方がエプロンを掛け、ポケットに大きなカブを入れて、フェルトで作ったそれは可愛いおじいさんやおばあさん…で、エプロンシアターというのだそうですが、『大きなカブ』を見ました。カブを抜く時は、全員が大きな声で掛け声をかけて、エプロンシアターに引き込まれていました。
エプロンシアターの後、被災者の今野さんの震災体験談を聞きました。それは恐怖と絶望と愛のお話で、聞いていた全員が涙を流しながら聞かせていただきました。関東合同婦人会の方々の出発時刻が迫り、もうお一人の方のお話を聞けなかったのは、残念でなりません。
今回の企画、準備をされた方々のご苦労を思いますと、神様の祝福が、豊かに、豊かに与えられた事を実感できた支援でした。感謝…(石川厚子・記)
ニュースレター 2013年6月号(Vol.3)
2013年5月23日「渡波北部第二団地、石巻バイパス仮設東」(第67回)
〇支援場所 渡波北部第2団地
〇奉仕者 10名
〇支援内容 絵手紙教室、昼食と物資提供、賛美とお話、くじ引き、個配キット配布(カップ麺、トマト、台所洗剤、スポーツジェル、トラクト、メッセージ、教会挨拶)
山々の緑が一段と美しくなってきた5月23日、私たち10名は3台の車に分乗し石巻北部第2仮設へ向かいました。新鮮なトマト等のお土産をお届けしながら集会所へお誘いさせて頂き、10名の方々が集まって下さいました。絵手紙に取り組むグル-プとお話に花が咲いたグル-プとに分かれて、ゆったりとした時間が流れていきました。
お土産をお届けしている時に草取りをしておられる男性に出会いました。3日前に仮設に入居された息子さん一家の為に草取りをされていたのです。津波で壊れた一階をリフォ-ムして息子さん達と住んでおられたのですが、たび重なる余震で家が傾き、住めなくなり、やっと息子さん一家だけ入居できたというのです。更に、仕事もままならない中、リフォ-ムするにあたって受け取った義援金を返却しなければならなくて大変だった…ご自分達も仮設に入居したいが難しい…という話を伺い絶句しました。
この方は遅れて集会所に来られたのですが、なんと先に来ておられた二人の方と震災前、ご近所同士でした。
「五月はお母さんの月」ということで、今回も神様の愛と重なるお母さんの話しを聞き、持参したカ-ネ―ションをみなさんにプレゼントさせていただきました。
[ 高橋 ]
第67回支援報告 2013.5.23
〇支援場所 石巻バイパス仮設東
〇奉仕者 3名
〇支援内容 パッチワークのお手伝い