今回は以下の二カ所で支援活動を行いました。
〇支援場所 キャサリン・ロング宣教師宅
〇奉仕者 2名
〇支援内容 石巻バイパス東仮設の方とのパーティのお手伝い
〇支援場所 渡波地区戸別訪問
〇奉仕者 12名(仙台9、けやき通り教会1、古川2)
〇支援内容 戸別訪問しながら個配キット(トラクトセット、麺つゆ、温麺、ティッシュ、抹茶オーレ)をお配りする。
好天に恵まれ、仙台を出発し、渡波に集合する前に2人目のお孫さんが誕生された祝田のHさん宅におむつ、抱っこひもをお届けしました。
二人ひと組で6組に分かれ戸別訪問をしました。訪問すると、一瞬怪訝そうにされこちらも内心恐れます。が、笑顔で挨拶させていただき、支援でまわっている事、以前高安酒店さん前で物資支援をさせていただいていた事などお伝えしますと「あぁ、私も行って受け取った。」「あの時は助かったの。」等、表情が変わります。
70歳代の男性。現金入りの金庫が5日後に見つかったが、破壊されていて現金はなくなっていたという事。金庫の処理はご自分でされたそうです。
被災地域の戸別訪問は緊張が伴いますが、訪問しなければ分らない事情を知ることができます。神様から力を頂いて今後も続けていきたいと思います。
渡波の戸別訪問後、被災ガイドさんからお話を聞くために、女川へ向かいました。短時間でしたが、貴重なお話を聞く事が出来ました。人口1万ちょっとの女川で800人以上が亡くなり、今も200人以上が行方不明との事です。ほとんど更地になり5メートルのかさ上げ工事が始まっている様子を高台から眺めながら、今後、どんどん変わっていく街を思わされました。
渡波は24度と汗ばむ天候でしたが、車で10分の女川は気温17度の強風でたちまち体温が奪われていきました。これも神様の御手の中の出来事と思わされる体験でした。
(高橋裕子)