2015年11月12日 北部第一仮設住宅支援(第131回)

○日時:2015年11月12日
○場所:北部第一仮設住宅
○参加者:11名
○奉仕者:7名(仙台教会)

晩秋の朝の冷え込みに首をすくめながら8時過ぎに集まった私達7名は、
いつものように荷物を車に積み込み、最終確認、お祈りをして石巻へ出発しました。
今日は何人の方々がいらっしゃるのかな‥‥
あの方はお元気かな‥‥
毎日のように集会場で、お茶っこ飲みをしておられるこの仮設の方々は
今日も93歳のUさんを筆頭に11名の方が来て下さいました。

ちぎり絵で秋の絵葉書作り、そして、軽い体操、歌、アイスブレ-クと続きましたが、
そのアイスブレ-クタイムでのことです。

「小さい頃やったいたずらは?」
「いたずらはしなかったな…いつも弟をおぶって子守してたなぁ。
でも、その二人の弟も津波でなくなった…」

「あなたの好きな花は?」
「ひまわりだ。 震災の時もいっぱい咲いてたよね。
私の姉さんも車ごと津波にもっていかれた…お姉ちゃんかわいそうだったなぁ」

笑顔で集まってくださる方々の心に沈む深い痛みを、
震災から4年の時間が吐き出させてくれたのでしょうか…
あらためて被災地の方々の魂の癒やしを祈る必要を覚えました。

この日の栗原先生のショ-トメッセ-ジは、
「天国に入れるいのちは神様からのプレゼント。何か良いことした故の報酬ではありません。
プレゼントはただ受け取ればよいのです。」と神様の恵みが語られました。

「いつくしみ深き」を大きな声で賛美され、福音に耳を傾けるこの方々の上に
神様の祝福が豊かにありますように。   (高橋明美)

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