2011年7月28日 「第4回 石巻市・渡波物資配布」

今回の物資配布は、広島福音自由教会のボランティアチームの皆様の全面的な協力を得て行われました。教会では子どもキャンプも同時に行われており、広島チームの約半数の方々は、キャンプで子供達のために、素晴らしいプログラムを企画して下さいました。

物資配布チームはワゴン車3台+普通車1台で、石巻市渡波地区の、T酒店をお借りして行いました。Tさんとはメンバーもすっかり顔なじみとなり、快くお店と駐車場、また電源までお貸し下さり、本当に感謝に堪えません。また、今回も米国福音自由教会から派遣されているアンディ&ローナ・ギルバート宣教師夫妻、またスペンサー兄も加わって下さいました。

当日は大雨を予報する天気予報サイトもあり、実際出発1時間前ではまだ大雨でした。しかし、これまでの15回の物資配布で、配布中一度も雨に降られたことが無い私たちは、今回も必ず晴れると祈って準備しました。すると、出発前になって「やはり!」ピタリと雨は上がりました。帰宅時にはまた雨が降ってくるという、不思議な守りでした。

今回はまた、広島教会が調達して下さった業務用かき氷マシンとミキサーを持ち込み、かき氷サービスと、冷たい桃の生ジュースを皆様にお配りしました。「本当に久しぶりにかき氷を食べました!おいしい!」と好評でした。夏休み中ということもあり、小さなお子さんも10人ほど来ら、大喜びでした。折しも心配していた天候は、私たちが現地で配布を開始する頃には非常な晴天となり、次第にかんかん照りといった様相となって、丁度良く用いられました。冷たい氷ですので、しばらく腰かけて頂き、お話しにも花が咲きました。

今回は、105名ほどの方々がお越し下さいました。被害の酷かった渡波地区は、瓦礫はほとんど撤去されてきましたが、地盤沈下により浸水の影響が大きく、見通しは厳しいままです。そのようななかで、お一人お一人、自立に向けて奮闘しておられます。ただ、今回も大ぜいの方々が来られて支援物資を受けとって行かれました。物資配布のニーズはまだあるようです。

帰りがけには、女川町にも足を伸ばして、被害の状況をチーム一同、見させて頂きました。圧倒されるような津波の高さを実感し、一同改めて、この地に住んでおられた方々の苦闘を思ったときでした。

8月の物資配布は、今週8/4(木)と8/25(木)に実施する予定です。

出発前に教会前でチーム全員の集合写真
ランデブーポイントの石巻市立渡波中学校にあった、ハエ取り箱。下の黒い物体は全て「ハエ」です
現地到着後、早速配布準備開始です
今回は折りたたみ式テントも設営。日差しも強くなり、これが大ヒット。
朝が大雨だったのが嘘のような晴天です!
今回の新企画、かき氷&生ジュースコーナー。
物資配布ゾーンにも大ぜいの方々詰めかけて下さいました
かき氷コーナーを後ろから撮影
いつも快く場所をお貸し下さるTさんご一家。今回はお孫さんも来られていました。
日陰でかき氷で涼を取られている皆様
会話も弾みます
おなじみの看板。今回は子供たち向けに抽選会も行いました。
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談笑するギルバート宣教師とスペンサー兄
この日差し!
T酒店のすぐ脇は、万石橋です
今日も青い万石浦。ここから黒い波が押し寄せたとは信じられない風景です
皆さんで集合写真。とてもよいお顔です!

2011年7月21日 「第3回 石巻市・鹿妻物資配布」

この日の石巻は、台風が去り、涼しい風が吹いていました。物資配布を始めてから15回一度も雨に降られないということ、本当に、神様の恵みだと思いました。

鹿妻の牛角の駐車場を予定していましたが、空いていませんでしたので、斜め向かいの空地をお借りしました。ちょうどよい広さで、通りに面していて、主の備えてくださったすばらしい場所でした。今回、アメリカ人のトムさんという方が初めて奉仕に参加してくださいました。トムさんは、米国福音自由教会のメンバーで、医者で大学教授という方でした。「被災者の方々のために、苦しんでいる方々のために、できることがあったら何か役に立ちたい」という思いで、短期宣教師として来られたそうです。私たちは、ちょうど血圧計をもって来ていたので、コーヒーコーナーで、健康相談をして頂きました。血圧を計りながら、ひとりひとりにやさしく、ていねいに上手な日本語で語りかけてくださっていました。

夏休みに入っていたので、子どもたちも集まっていましたが、おもちゃや本をお渡しすると、とても喜んでくださいました。また、「今度一回でもいいですから、私の地区に是非来てください」というご婦人の方とお会いしました。私たちを必要としてくださる方がいるかぎり、続けさせていただきたいと思わされました。

帰りに、黄金浜に寄って、お送り頂いた扇風機一台、掃除機一台を届けさせて頂きました。

ずっと一緒に奉仕してくださった伊勢兄も就職のために茨城へ引越すこととなり、最後の日となりました。兄弟の忠実なご奉仕に感謝して、これからの歩みに祝福が豊かにありますように祈りつつ、帰途につきました。

[吉田真知子 記]

奉仕者15名
物資を取りに来られた方 約111名

※なお、以下の写真は出発前に教会の前で行われたミーティング風景を撮影したものです。

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2011年7月6日 「支援物資配布準備風景」

今回は、支援物資の配布のために、教会内でどのような準備を行っているかを紹介したいと思います。現在、会堂東隣の教育館「オリーブ館」の三部屋を物資倉庫兼仕分け場所として使用しています。準備は近隣のスーパーや量販店での物資の買い出しから始まります。5~6人の婦人の方々が、それぞれ数万円の物資を買い込み、オリーブ館に搬入して下さいます。買い出し並行して行われるのが、仕分け作業です。タオル類は全て洗濯し、一枚ずつ袋詰めします。お皿は全て洗って黒ずみや黄ばみを落とします。靴類もサイズ別に一足ずつ袋に入れます。中古衣類は全体をチェックし、シミや破れがあるものを選り分け、補修します。お米や小さな食品は、一人でも多くの方に行き渡るよう、少量に分けて袋詰めします。こういった作業を、ほぼ毎日、数時間にわたって婦人達が担い、毎週木曜日の物資配布にむけて準備をしています。

以下は、現在の配布準備風景です。

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最近は、外部からの配布用物資の提供がほぼ無くなったため、物資の買い入れに労力を要しています。もしお志のおありの方がおられましたら、こちらのページ に支援物資の募集について記させて頂いておりますので、お送り下さいましたら感謝に存じます。

2011年6月30日 「第1回 東松島市大曲地区物資配布」

天気予報では大雨注意報が出ている中,5台の車に支援物資を積んで,東松島市大曲地区に向かいました。これまでの12回は石巻市内での支援でしたが,このたび初めて東松島市をお訪ねし,教会に集うT姉のご親戚の駐車場をお借りしての物資支援となりました。

伺った地区は,50mほど南側にある横に長いブロック塀のおかげで津波の被害が比較的少なくなったのではないかということでした。それでも窓から,また床の下から入ってきた水で,1階が浸水してタンスや冷蔵庫がひっくり返ったそうです。そこから100m南側は家が流されているということでした。

震災から3ヶ月が経過していましたので,海水で汚れた畳や家具などは,すでに片付けられ,家々はきれいに洗われて,外側からは津波の痕跡が感じられないほどになっていました。

いつものようにブルーシートを敷いて,食料品(25品目)・生活物資(42品目)コーナーを作り,衣類・食器類と分けて並べて,コーヒーコーナーのキャンピングテーブルを広げ,物資をお渡ししたり,コーヒーを飲んでいただいたりしました。

物資を取りに来ることのできない方々のために,今回は個別訪問も実施しました。若い兄姉の頑張りによって8軒ほどのお宅に物資をお届けすることができました。

その日は大雨どころか,とても暑い日で(仙台34℃),みんなゆでダコのように真っ赤になって働きました。

これまで一度も物資支援がなかったということで,「何かをもらえるのが嬉しいというより,来てくれる気持ちが嬉しい」とか,「今度はいつ来るの?」という声が聞かれました。「次はいつ来るの?」と,いつ,どこに行っても聞かれますが,私たちの小さな働きでも喜んでいただいているのだなあと本当に嬉しくなります。

イチゴ畑が全滅し,庭に20数台の車が流れてきて,7人の方のご遺体が見つかった敷地に住んでおられる方,私たちが伺った日まで,先のブロック塀を越えて,その南側には行くことができなかったとおっしゃる方など,津波が皆さんの心にどれほどの恐怖心や喪失感を与えているのかということも知らされました。

また壊れた建物や流れてきた家財などが片付けられて,以前のような外見に戻っていくと,実は助けを求めている方達がいるのに,外からは見えなくなっていくのではないだろうか・・・,震災直後は外で洗い物や片付けをしていたり,壊れた窓から中の様子が見えたり,そこに住む方達の状況を垣間見ることができましたが,時間が経つと悲しみや苦しみを抱えたまま内にこもった人たちに気づかなくなっていくのではないだろうか・・・と被災された方々のことが案じられました。

教会に戻ったら,東松島市のSさんから「支援物資のご案内のチラシが入っていたのだけれども・・・。」という電話が入っていました。折り返し電話を差し上げたところ,外国出身の方だということがわかりました。ご希望があった物資を宅配便用の箱に詰めながら,もしかしたら,一人の人を助けるために私たち16人が東松島に遣わされたのかもしれない・・・,私もそんな風にして神様に愛されてきたと感謝しながら,その日の物資支援の働きを終えました。

(庄司 弘子 記)

2011年6月23日 「第3回 石巻市・渡波物資配布」

今回は、既に三回目になりますが、石巻市東部の万石橋のたもとにある、T酒店をお借りしての物資配布を行いました。当日は雨天が予想されていましたが、ご主人のご好意で、店内も使わせて頂けることになりました。幸いにして、丁度現地での配布時間中は晴れている、という状況で守られ、一同神様に感謝しました。 今回はまた、米国福音自由教会からの宣教師で、日本で長く仕えておられるアンディ・ギルバート宣教師ご夫妻、そしてアメリカからのボランティアチームの方々も協力して下さり、当教会のボランティアチームと併せて総勢20名以上で盛況となりました。 被災地では暑さも本格化してきており、ハエが大量発生しています。扇風機やうちわなど涼を得るための機材、また駆除のための薬剤のニーズが高まってきています。 もし支援が可能な方がおられましたら、お送り下さいましたら感謝に存じます。

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2011年6月9日 「第2回 石巻市・鹿妻物資配布」

本日は、石巻市東部の鹿妻にて、物資配布を行いました。鹿妻小学校南側にある、牛角という焼き肉店の駐車場をお借りして行われました。当教会では現在、石巻市内の3箇所を巡回する形で、物資配布を行っています。回を重ねるごとに、徐々に顔なじみになって来た被災者の方もおられ、お話しを伺うこともできるようになってきています。ガレキはかなり撤去され、メディアを眺めていると、大きく状況が好転しているように見えますが、一歩被災地に分け入って、地元の方と接してみると、そこには依然として大きな困難と必要があることに気づかされます。今回も大ぜいの方にお越し頂きました。感謝します!

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2011年6月2日 「第2回 石巻市・黄金浜物資配布」

今回は、5月にもお伺いした、石巻市南東部の黄金浜にて物資配布を行いました。場所は、いつものように、干物干し場だった場所です。今回も、配布前から多くの方が並んで下さいました。物資配布と共にティーコーナーを設け、来て下さった方々のお話を伺うことが出来ました。

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2011年5月26日 「石巻市・万石浦物資配布」

この日は、当教会有志により毎週一回行われている物資配布の日でした。今回向かったのは、石巻市の南東側に位置する牡鹿半島の付け根にある万石橋を渡ってすぐのコンビニエンスストアの駐車場です。この地域では、まだまだ物資が行き届いていない部分が有り、道路も傷んでいる部分があるとのことで、物資配布の必要が大きいと判断してのことでした。 今回は事前にアナウンスをして行った事もあり、到着前からすでに100名以上の被災者の方々が待っていて下さいました。5月にしてはかなりの日差しが照りつける中で、辛抱強くお待ち下さった被災者の方々を見る時、頭が下がる思いでした。今回は、レジャーテーブルを用意して、ドリンクサービスも実施しました。多くの方々が立ち寄って休憩していかれ、また体験をお話し下さいました。

積み込み作業
出発前の積み込み作業をする婦人の方々
ワゴン車、乗用車四台ほどで現地に向かいます
配布前から大きな行列
座って配布開始を待っておられる方々
整然と並んでおられます
綺麗に見えますが、あたりの家々の一階部分はみな流されています
依然としてあらゆる種類の物資が必要とされています
この日は持参した物資が足りないのではないかと心配するほどでした
右手奥がドリンクサービスコーナーです

2011年5月19日 「石巻~女川~雄勝町視察」

今日は、翌日の月一度の婦人向け伝道集会の準備のため、石巻での物資配布はお休みとなりました。

そこで、私の家族を連れて、再び石巻から女川、雄勝町、そして南三陸町方面を視察することにしました。最近は、三陸道はほとんど渋滞することはなくなり、仙台から石巻は1時間15分程度で移動できるようになりました。4月頃の渋滞(2時間半以上!)が嘘のようです。

今回の石巻訪問で一番変化を感じたのは、石巻大橋から湊~鹿妻~渡波と向かう国道398号線の道路沿いに、何本か真新しい電柱が立ち始めたことです。この地区は、石巻でも最も被害の大きい地帯ですが、そこにあっても電気の復旧に向けた足がかりが築かれています。そして、渡波地区においても、あちこちで既存の電線の修復が急ピッチで行われていました。感謝なことでした。そして、石巻~女川に向かう道では、以前は砂利道であった所に新しくアスファルトが敷かれていました。地盤沈下によってもたらされた満潮時の浸水を食い止めるためだと思いますが、道路全体が30cmほどかさ上げされているのが非常に印象的でした。

女川から先では、海岸沿いの398号が土砂崩れのために通行止めになっており、山の中を抜ける細い道だけが通行可となっていました。普通車がやっと通れる広さですので、女川から先に行こうとしている方は注意が必要です。それにしても、5/9に訪れた時は何の問題も無かったのですが、わずか10日間で土砂崩れが起こったということでしょうか。

次に雄勝町に達しました。ここは「雄勝硯」で全国的に有名な町ですが、残念ながら、町全体が跡形も無くなっています。下の動画を見て頂けると、それがよく分かると思います。コンクリートの建物以外は、何一つ残っていません。三階建ての雄勝中学校は、最上階まで津波が押し寄せていました。生活の再建は依然として困難であることは、容易に見て取れました。

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続いて南三陸町を目指して398号を北上しましたが、北上川にたどり着いた時点で大きな問題が発生しました。新北上大橋が通行不能状態で、南三陸町に向かうには、内陸部を大回りしなければならないのです。時間の関係でそれは難しかったため、前回同様北上川を西進して帰路に就くことにしました。北上川左岸の堤防は、この10日間で急ピッチで修復が進んでいました。この分だと、そう遠くないうちに仮設道路も「仮設」ではなくなるものと思われます。詳しくは、下の動画をご覧下さい。

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2011年5月12日 「石巻市渡波地区 支援物資配布」

この日は、毎週木曜日に行っている、石巻市への支援物資配布デーでした。今回は、5/9から当教会に宿泊されながら各地でボランティア活動をして下さっている、東海聖書神学塾の神学生の皆さんが協力して下さいました。また、マイクロバスも提供して下さり、多くの物資と人員を運ぶことが出来ました。感謝です。

今回の配布場所は、以前一度お邪魔した、渡波(わたのは)地区の万石橋のたもとにあるT酒店の駐車場をお借りして行いました。多くの方々が物資を受け取りに来て下さいました。

今回はまた、いままでにない試みとして、珈琲コーナーを設置することにしました。持参したコーヒーを味わって頂きながら、来て下さった方々の震災体験をお伺い致しました。東海聖書神学塾の神学生の方々が、じっくりと聞いて下さり、被災者の方々も時間を忘れて話して下さった方もいたようです。被災地は、すこしずつ心のケアが重要な段階に来ています。これからは、耳のボランティアがもっと求められるように思います。

この日は大雨の予報でしたが、物資配布時間の時はなんとか守られ、帰仙後に雨が降りました。全てが主の御手の中にあった物資配布でした。

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