昨日夜、はるばる兵庫は武庫之荘の地より駆けつけて下さった大橋謙一師、大竹哲也師また4名の信徒の皆さん、また一昨日からの中部・長岡チームの皆さんとともに、今日は仙台市宮城野区で最も大きな津波被害を受けた、イエス福音教団・シーサードバイブルチャペルへと向かいました。あわよくば牧師先生、または信徒の方々と会い、救援物資をお届けできるのでは無いかと考えてのことです。行ってみると、こちらもまた、見渡す限りの大破壊。歩いてきた地元の方によれば、近所の小学校の屋上に避難した人は助かったが、横の体育館は低かったため、大ぜいの方が亡くなったとのこと。GPSで示された教会の場所に行っても、なにもありません。そこでまた歩いてきた人に聞くと、教会は「そのあたりだ」と教えてくださいました。しかしそこにあるのは土台だけでした。そこで突然「先生!牧師先生がいらっしゃいました!」との声。駆けつけてみると、そこにはなんと偶然母教会の方々と視察に来られた内藤先生がおられました。そしてさらにオドロキだったのは、一緒に行った武庫之荘のメンバーのかなりの人が、内藤先生と一緒に来られた方々をご存じだったこと。こんなにも離れた場所での思わぬつながりに、一同驚くと同時に、主の不思議な摂理を感じました。皆で輪になって祈り、主の教会の再建を願いました。内藤先生は少しは慣れた所に小さなアパートを借りてお住まいとのこと。教会員の行方不明者は1名とのことでした。五年前に建てたばかりの新しい会堂が・・・本当に残念なことでした。/結局、その場では物資を降ろす場所も受け取る人もいなかったため、内藤先生と別れた時は教会への帰宅も考えたのですが、「近くの教会に行きましょう」との大橋先生の一声で、宮城野区幸町の「仙台愛の教会」へ行きました。出迎えて下さった本城伝道師たちに必要の有無を聞くと、なんと教会の前が避難所(幸町小学校)とのことで、非常に大きな必要があるとのこと。早速物資を降ろしました。大層喜んで下さり、教会の方で避難所の方に配布して喜んで頂きたい、ということでした。神様が私たちを不思議に導いて下さった事を心から感謝しました。今回のミッションでは、こういうことがよく起こります。神様が、私たちよりも先に、道を備えていて下さることを強く強く感じるのです。本当に感謝でした。明日は、キングスガーデンがある気仙沼に向かいます。降雪も予報されています。無事をお祈り下さい。
[See post to watch Flash video]