昨晩から、海外の福音自由教会(アメリカ、香港、シンガポール)の責任者の先生方や信徒の方々が、はるばる宮城に来て下さいました。そして、祈祷会に出席して下さるとともに、Karl Lahr先生(アメリカ福音自由教会 ‘Reach Global’ 責任者)がメッセージを取り次いで下さいました。通訳は、広島福音自由教会の北野先生でした。先生は、「このような状況にある皆さんに、どのような言葉をかければよいか、正直に言って非常に難しいことです。しかし、主が皆さんをこの時、この場所に置いておられた、ということは確かなことです。私たちは、そのようにして主が摂理を持って置かれたそれぞれの地で、主の使命を果たしていく必要があるのです」と、力強くメッセージを語って下さいました。
今回はまた、アメリカミネソタ州より、Sさんご夫妻も駆けつけて下さいました。私(門谷)の両親の親しい友人であり、今回教会でアピールしてくださり、尊い義援金を携えて来て下さいました。このように遠く離れた地から直接の支援を頂けることは思ってもいなかったことであり、本当に励まされることでした。
食事の交わりも大いに祝され、普段、他の福音自由教会と距離があるためにあまり交わりが持てない教会員にとっては、一足飛びに海外の福音自由の皆さんとの交わりが与えられる貴重な機会となりました。
昼食後は、一同で再び石巻~女川の視察に出かけました。海外から初めて被災地を回った方々は、二ヶ月を経てもなおほとんど変わらない惨状の被災地に息を飲んでおられました。
石巻教会に行った時、ちょうど2時46分を迎えました。そう、この日は震災から丁度2ヶ月の日でした。行政無線で黙祷を呼びかける放送が流れ、一同、それぞれの場所で、主のいやしと顧みを祈ったのでした。