2週間ほど宮城にいなかったので、石巻にも行くことができませんでしたが、
6月16日に再び建築現場を訪れてみましたら、どんどんと作業が進んでいます。
1か月と10日でここまで出来上がるんだと、建築に関わってくださっている
大工の皆さんの「教会を建て上げるんだ!!」との意気込みを感じます。
この日は、4か所に分かれての作業です。
1階会堂部分の断熱材を、男性3人で黙々と作業。
壁だけでなく、屋根にも埋め込んでいきますので、
さぞかし首に負担のかかることでしょう。
でも夕方には、会堂全体の作業が終了していました。
2階は、石膏ボードも張り終わっていますので、ペンキを塗るための準備。
ボードを打ちつけた釘を隠すことと、全体を平らにしておくための作業です。
3か所目は、外壁材の貼り付け。1枚、1枚を下から上に順番に張り付けていきます。
でっぱりの部分は、その都度大きさを測って、切り取って、上に持ってきて釘を打って・・・・
の繰り返し。
4か所目は、教会の顔となる、玄関の取り付け。
通りに面している教会ですから、大きく白い玄関は、来られる方々を最初に歓迎する
大事な、大事な場所です。
【会堂玄関(左)と牧師館玄関(右)】
このようにして全体が出来上がってきたら、同時進行で、各場所の作業が、
進められていく建築現場です。
それぞれが働く姿は、まるで体の各器官のよう。
機能や役割は異なっても、全体を動かすには欠かせない働きです。
頭なるキリストを頂く神の宮として、建築作業自体も、地域の方々の良き証しとなりますように。