今日のメッセージ 『勇気を出しなさい』 2026年3月8日

 牧師 高橋勝義

〔申命記1章19~25節〕

 モーセは約束の地を前にして、荒野での生活を余儀なくされた分岐点を振り返ります。38年前、イスラエルは、主の命によりホレブを旅立ち、カデシュ・バルネアまですすんでましたが、約束の地がどんな地なのかを探るために、各部族の長12人が偵察に出かけます。40日後に帰ってきた偵察隊は、神が「わたしが乳と蜜の流れる地をあなたがたに与えて所有させる。(レビ20:24)」と語っておられた通り、「私たちの神、主が私たちに与えようとしておられる地は良い地ですと民に報告し、持ち帰ったその地の果物を民に見せました。

 しかしこの後、カレブとヨシュア以外の偵察隊の報告に民は不信仰を募らせ、荒野を38年さまようことになったのです。それゆえ、モーセは、38前と同じ過ちを繰り返させないためにも、神が語られた約束が真実であったことを、新しい世代に伝え、神がこの約束の地を自分たちに与えてくださるのだから、恐れずに戦うようにと励ましているのです。

 ここで重要なことは、見よ、あなたの神、主はこの地をあなたの手に渡してくださった。上れ。占領せよ。(申命記1:21)」との神のみことばの約束を信じて従うことでした。私たちの人生にはさまざまな困難や試練が待ち受けています。「しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。(ヨハネ16:33)」と語っておられるイエス様は、十字架の死とよみがえりをもって、私たちを罪の縄目から解放し、勝利を宣言されたのです。ですから、「勇気を出して歩みさない」と私たちを励ましておられるのです。

 あなたは一人ではないのですから、みことばの約束に堅く立ち、歩んで行きましょう。「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。(マタイ28:20)」