今日のメッセージ 『あなたの行く道すべてに主を仰ぐ』 2026年1月11日

 牧師 高橋勝義

〔民数記31章21~54節

 イスラエルは神の命令に従い、ミディアン人を根絶やしにし、分捕りものについても、神の定めどおりに行いました。軍団の指揮官たち、すなわち、千人の長、百人の長たちはモーセのもとに進み出て「しもべどもは、部下の戦士たちの総数を数えました。私たちのうち一人も欠けていません。」と報告しました。そして、モーセと祭司エルアザルは、軍団の指揮官たちから受け取った金を、主の前における、イスラエルの子らのための記念としました。民は、兵士が誰ひとり欠けることなく無事に帰って来たことで、主が自分達とともにおられることを経験し、それは、これからの戦いの心の準備になったのです。

 私たちの歩みは、次々と押し寄せる困難や苦難の連続です。また社会情勢も目まぐるしく変化し、押し寄せてきますから、途方に暮れないはずがありません。しかしパウロは、「私たちは四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方に暮れますが、行き詰まることはありません。(Ⅱコリント4:8)」と語るのです。また、「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。(Ⅰコリント10:13)」とも語ります。神こそが、この世を統べ治めておらるお方だからです(出エジプト19:5)。しかし、私たちは、いざ困難や苦難、試練に会うと、不安と恐れに支配され、思い煩いでいっぱいになるのも事実です。

 それゆえに、ソロモンは「あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。(箴言3:6)」と諭しているのです。