牧師 高橋勝義 |
〔レビ記26章1~13節〕
神は、あなたがたが自分のために偶像を造らず、それを拝まず、そして安息日を守り、主を恐れ、主の掟に従って歩み、主の命令を守り行なうなら、あなたがたとのわたしの契約を確かなものにすると語られました。さらに、わたしの心は、あなたがたを嫌って退けたりはせず、あなたがたは満ち足りるまでパンを食べ、安らかに自分たちの地に住み、また、わたしはその地に平和を与えるとイスラエルの民を祝福されたのです。
ところで、私たちが心の安らぎを得るには、人々との平和が必要不可欠です。どうすれば、争いのない平和な日々を過ごせるのでしょうか。イエス様は「わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。(マタイ11:29)」と語られました。くびきとは二頭の牛を一組にするための道具(横木)ですが、イエス様は私たちの隣で、そのくびきを一緒に負って、どこまでも歩んでくださるのです。つまり、あなたは、一人ではないのです。さらに「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い(マタイ11:30)」とも語られました。ですから、私たちが、人生の重荷をともに負ってくださるイエス様を信じ、信頼して、イエス様のくびきを負う(従う)ならば、どんな人生の荒波の中でも、私たちはわざわいを恐れることなく、安らかな日々を過ごすことができるのです。(マタイ8:23~27)
「わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません。(ヨハネ14:27)」と今日もイエス・キリストはあなたに語っておられます。