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〔イザヤ43章15~19節〕
「東京砂漠」という歌がヒットしたことがありました。ビルの谷間には人が溢れ、やさしさも見失う砂漠のような都会…。しかし便利になった今日も、人の心は相変わらず砂漠状態ではないでしょうか。
かつて、イスラエルは、エジプトで奴隷状態でしたが、神はモーセを遣わし、彼らを救い出します。しかし、奴隷(イスラエル)を取り戻そうと、エジプト軍が追い迫ってきたとき神は紅海を風で二つに分け、海の底に道を造り、イスラエルの民はその道を通って、無事、脱出することができました。このようなことができる全能の神が「先のことに心を留めるな。昔のことに目を留めるな。」と私たちに語ります。それは、「必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける」と約束する神が、私たちの人生に新たな道を導いてくださるからです。
この道について、イエス様は「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ13:34)」と語られました。砂漠状態にある私たちの心の中に、本物の愛を注ごうとされているのです。さらに神は「わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている─主のことば─。それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(エレミヤ29:11)」と約束してくださっています。
神はあなたに「見よ、わたしは新しいことを行う」と語っているではありませんか。さあ、あなたの人生という道にイエス様をお迎えして、新しい年を始めましょう。