前回(4月15日)に続いてカインと弟アベルの物語を学びます。
カインは弟アベルのささげものが主の目に留められたことに、ひどく怒ります。その怒りを鎮めるように、主はカインに言われます。「なぜ、あなたは怒っているのか。なぜ顔を伏せているのか。もしあなたが良いことをしているのなら、受け入れられる。しかし、もし良いことをしていないのであれば、戸口で罪が待ち伏せている。罪はあなたを恋い慕うが、あなたはそれを治めなければならない。」(創世記4章6,7節)。しかし、カインは弟アベルを野に誘い出して殺してしまいます。そのカインに、主は「あなたの弟アベルはどこにいるのか」と問いますが、「知りません。私は弟の番人なのですか」とカインは主に答えるのです。
カインは弟に、兄のプライドを傷つけられたのです。
人はプライドの固まりなのでしょうか。カインは弟アベルと正しい兄弟関係を築くことはできなかったのです。
人間関係を正しく築く要点は、まず、自分を愛するように、隣人を愛することであり、その愛は、救い主イエスを信じる信仰から生まれて来るのです。良き隣人となる道を歩む中に愛は有るのです。