2014年6月26日「仮設祝田団地、渡波大森団地、石巻バイパス東 支援活動」(第95回)

○場所:祝田仮設と渡波大森仮設と近隣地区
○奉仕者:9名(仙台教会8名、古川教会1名)
○奉仕内容:
1.仮設で集会と戸別訪問
2.近隣地区へ戸別訪問
3.個配キット配布(トラクトセット、カップ麺、レトルトカレー、ティッシュ)
4.前回支援写真お届け

真夏のような天候の支援日となりました。

小 さな仮設である祝田団地と渡波大森団地に20世帯分の個配キットを準備しましたが、実際は半分の10世帯となっていました。集会に来られた方は8名。仮設 外のご近所の方も参加されました。絵手紙教室、メッセージ、昼食、お交わり後の“おどろくばかりの”賛美を大きな声で一生懸命歌われてました。嬉しく、感 動しました。

戸 別訪問では2軒のお宅にお茶を誘われました。職場が仙台の方の通勤事情は大変です。雪、台風の日は、蛇田(渡波からは20~30分位かかります)の大型 スーパーから出る直通バス。そうでない場合は借りている松島の駐車場まで車で行き、仙石線に乗り換えると言う事です。三陸道渋滞の問題があり、その行き方 に落ち着いたそうです。

にこやかに迎えて下さるHさんは留守番役で昼間はいつもおひとりです。震災後、仲の良いご近所の方が転居されたりの変化を静かに受け止めておられました。お友達や家族の為に早朝からワラビやアサリとりをして食べてもらい喜んだ顔を見るのが、その方の元気の源のようです。

ご 近所訪問は、留守宅が多いのですが、声掛けをして個配キットを玄関先におかせて頂きます。いつもお留守のお宅の奥さんから支援のお礼を言われ、集会用にと お漬物を頂きました。思いがけない差し入れに驚き感謝しました。私たちの小さな働きに心を留める方がいる事を教えられ、神様からの励ましを感じました。

石巻教会ではLED付き十字架の設置が1時から行われるとの一斉メールが流され工事の無事が祈祷課題として流されました。

支援の帰りに寄り立ち会いましたが、屋根に上がる事も出来ず、二階の足場につかまり見守るだけでしたが、T棟梁、Т兄、S兄、その息子さん、A姉の働きによってLED付きの十字架は青空くっきりと立ち上がり、どの方向から見ても美しい姿でした。

ここに暮らす人々が自然と十字架を見上げる町、地域に導かれる事を祈りました。


第95回 支援報告 2014.6.26(木)
○場所:石巻バイパス東仮設
○奉仕者:5名(仙台教会5名)
○奉仕内容:
1.クラフト教室お手伝い“布切れのコサージュ”
2.御ことばの証

教会のパッチワーク教室に長年通われている方が奉仕に立って下さり、良い準備がなされました。与えられている賜物が神様にも、仮設の皆さまにも喜ばれる形で実現できたことを感謝いたします。

(高橋裕子)