2014年3月6日「石巻万石浦団地 支援活動」(第88回)

○場所:石巻万石浦団地
○奉仕者:16名(高橋めぐみ師[パペット]、仙台教会14名、古川教会1名)
○内容:
1.集会(パペットと神様のお話、昼食、歌、ビンゴ、お交わり)
2.個配キット(トラクト、カップ麺、ティッシュ、台所洗剤、スポンジ、抹茶オーレ)
3.次回支援チラシ配布依頼

 今回も雪降りの情報があり、祈りつつ準備をすすめ、当日を迎えました。石巻への道はどこも渋滞でお昼の助六をお願いしている高安酒店さんまで2時間かかりました。強風で厳しい寒さでしたが、雪からは守られ青空が見えるほどでした。団地の集会所では、会長さんと昨年受洗されたOさんがすでに待っておられました。

集会には40名近くの方が参加され、一見、伝道集会のようでした。「腹話術だというので楽しみにしてたの」と期待して待っておられた様です。高橋めぐみ師が白頭鷲のキャリーちゃんを使ってご自分の証を含めた腹話術を披露して下さいました。めぐみ先生がこの日の為に祈り準備された証に皆さん、熱心に耳を傾けておられました。NHKの復興支援ソングの“花は咲く”を歌い、ビンゴゲームで盛り上がりました。

昼食後はお交わりの中で仮設の方のお話を伺いました。気持もほぐれたのか、たくさんお話を聞く事が出来ました。 半島の浜出身の方。3階建ての自宅の2階まで波が来て1階部分はなくなったそうです。近くの山から見ていたとの事です。 岩手出身の方。震災の4年前に渡波に来られました。万石浦仮設に入居するまで、避難生活、入院生活で4回引っ越しされたそうです。地元ではないので、孤独に感じておられているようでした。集会なども自分は対象外と思い、避けていたが、親切な近所の人に誘われて来て、自分の気持ちを初めて話したと言われました。 支援を続ける事の意味はこのようなお話を聞く事と思わされました。

支援後、交わりで隣にいた方が自宅に招いて下さいました。支援奉仕者の為に赤飯を準備したので、土産として持っていって欲しいという事でした。「いつもあんたたちに世話になっているから、食べてほしい」というお気持ちが本当にうれしく、ありがたく、感謝して頂きました。気持ちと気持ちの交流を大切にしながら、神様の愛をお伝えしたいと思います。

(高橋裕子)

仮設万石浦団地での集会が始まります
パペットご奉仕の高橋めぐみ先生
皆さん真剣に耳を傾けてくださいました
パペットにも熱が入ります
仙台教会メンバーによる賛美
今日のビンゴゲームの景品です
小さなものですが、気持ちが伝わればと願っています
すっかり顔なじみの方々と昼食の席で
お話に花が咲きます
お見送りくださった方々とのショット