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高3の春にイエス様に出会い、クリスチャンとして歩み始めた私は、それから17年後、「私は、神の力の働きによって私に与えられた神の恵みの賜物により、この福音に仕える者になりました(エペソ3:7)」のみことばに促されて主の召しに導かれ、聖書神学舎での学びに進むことがゆるされました。卒業後は仙台福音自由教会の東北伝道の働きに加えていただきましたが、今から8年前、主の不思議な計らいによって、石巻の地に遣わされました。
赴任当初の当地は、東日本大震災の爪痕が至る所に残っており、多くの方々が仮設住宅に住んでおられました。支援活動を継続しながら、コンサートや夏祭り、またイースターやクリスマスの集会、クラフト教室、お茶っこ会に皆さんをお誘いし、福音を聞いていただきました。しかし2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな集会はもちろん、クラフト教室やお茶っこ会もできず、礼拝と祈祷会だけになってしまった時期もありました。
今、世の中は落ち着きを取り戻しましたが、コロナ禍の三年間を振り返る時、主の守りと恵み、あわれみを深く覚えるばかりです。なによりも、私が教えられたことは、私を神の召しに導いたみことばの真実です。そして今も日々このみことばの力を実感しています。
神が与えてくださる恵みなくして、何の知恵も、力もない私が、福音に仕える者として歩むことなど不可能です。今も、これから先も、この約束のみことばは私の希望です。
「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないのです。(ヨハネ15:5)」 アーメン