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結核が「死の病」として恐れられていた時代が過去にはありましたが、今では薬で完治する病となりました。一方で人は、必ず死を迎えるのも事実です。
では体の機能がすべて停止した時、すなわち死を迎えた時に私たちの霊(魂)はどうなるのでしょうか。多くの人は、体は朽ちても霊(魂)は永遠に存在すると思っています。ですから死んだ後、霊(魂)はどこに行くのだろうかと不安を抱くのです。
神によって造られた初めの人には、まだ「死」は存在しませんでした。
しかし、神の命令を破る罪を犯したために、肉体の死と神との交わりが断たれる「霊的な死」の二つが入り込んできたのです。この二つの死を解決するために、神はイエス・キリストをこの世に遣わされ、私たちが犯したすべての罪をイエス・キリストに負わせ、十字架の上で罪の処罰をされたのです。そして、この事実を受け取り、罪を認め、イエス・キリストを救い主として信じるすべての者に、「永遠のいのち」を与えると神は約束されたのです。
さてヨハネは「霊(魂)を死に至らせる罪については、願うようにとは言わない(Ⅰヨハネ5:16)」と警告しています。これは、どういう意味なのでしょうか。
死に至る罪とは、「聖霊を冒瀆する者は、だれも永遠に赦されず、永遠の罪に定められます(マルコ3:29)」とあるように聖霊を否定する罪です。なぜなら、私たちを救いに導くのは、聖霊の働きによるもので、決して行いによるのではないからです。
すべて神の恵みです。今この時にも聖霊はイエス・キリストが救い主であることをあなたに語りかけています。この聖霊の声に耳を傾けてみませんか?