活動内容
○場所:渡波万石浦団地
○奉仕者:12名(仙台教会11名、古川教会1名)
○奉仕内容:
1.集会(絵手紙教室、賛美、交わり、食事、お話)
2.戸別訪問(個配キット配布‥サバ缶、テッシュ、スポーツジェル、トラクトセット、カップ麺)
3.次回訪問仮設への支援チラシ配布
活動報告
今回は、万石浦仮設の集会所で、絵手紙教室を開きました。 Sさんが、初めてみかんをひとつ描きました。毎回来てくださるのですが、いつも堅い表情で見学していたのです。でも、今回は、終始笑顔でした。お昼ごはんの時に、手作りのはらこの醤油漬けもってきてくださいました。ことば数の少ない方ですが、暖かい方です。 Hさんは、最高齢の92歳ですが、とても血色もよくお元気です。今まで差し上げた支援物資のお礼を丁寧に述べられていました。お会いする度に、お元気になっていかれているようです。今日も筆をもって、柿をひとつ描きました。 Mさんは、とても優しい方です。T姉と一緒に、一軒一軒誘いに行ってくださいました。奥様が、難病に罹っておられ、「80過ぎて、こんなに苦労するとは思っていなっかた・・・」と静かにお話くださいました。奥様の介護と家事の負担が重くのしかかっています。その思いを2枚のはがきに優しいタッチで描かれました。 神様が、様々な困難の中で耐え抜いておられるおひとりおひとりに触れてくださり、重荷をおろすことができるようにお祈りしながら、仮設を後にしました。(吉田ま)
万石浦支援報告します。 今回も絵手紙のお手伝いをさせていただきました。 いつも季節の野菜と果物などを準備します。万石浦の場合は男性の方々が積極的に参加してくださるのは嬉しいことです。 一枚でも絵手紙を書 きたくなるようなものを探してみました。それぞれの方々の個性が出てくるのが楽しみですし、感謝な時間となりました!(深沢)
戸配を始めると「夫が心臓や肺を患い喘息もあり、外には出られないので自分も集会所には行かない」と言われた78才の方と暫くお話ししました 長い苦労の末やっと家と海苔工場を持ち、家族 7人で暮らしていた。4月の終りには1千万の利益が上がるはず筈だったのに全て流され、今家族は3ヶ所に分かれて暮らしている。
昨年は自分も大きな手術をして、今は83才の夫が不自由な状態で、震災の時死んでしまったほうが良かったと思う事もある。と話しておられました。 他にも辛い日常の中、与えられている現実を受け止めようと、頑張っておられる方々と、お話しさせて頂きました。自宅に帰ってから出会った方々に神様の恵みが有ることを祈りました。(牛久)
集会案内をしながら仮設を訪問させて頂く中で 久しぶりにSさんにお会いできました。 体調を崩し 集会所にも行けない状態でしたがお話しを伺う中で少しずつ笑みが出てこられ 訪問を喜んでくださいました。 これからもイエス様の愛をお届けし続けたいと思いながら帰路に着きました。(高橋)
前回の支援時に訪問のご希望がありましたので、戸別訪問後にお訊ねしました。2か月続いている腰痛で布団に寝ておられました。時々、顔をしかめて痛みをこらえられながらたくさんお話をして下さいました。幼少時代のご家族の話、青春時代の楽しいエピソード。生来、味覚と嗅覚が鋭い性質で他の人のように食べられず、震災時は特にご苦労されたそうです。震災直後は35㎏に体重減少し、今は40㎏に回復しているそうです。 はじめは寝てお話されていましたが、お別れする頃には座ってお話されていました。 じっくりお話を伺う時間が大切だと再確認した経験でした。(高橋ひ)