今日のメッセージ 『キリストの愛は常に真実です』 2026年6月14日

 牧師 高橋勝義

〔申命記6章1~9節〕

 モーセは、「聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6章4,5節)」とイスラエルの民に命じました。それは、「そうすれば、あなたは幸せになり、あなたの父祖の神、主があなたに告げられたように、あなたは乳と蜜の流れる地で大いに増えるであろう(申命記6章3節)」と神が約束しているからです。

 それゆえ、申命記6章4,5節は、イスラエルにとってとても重要なみことばです。しかし、いつのまにか、神の教えに先祖たちの教え(解釈)が加わり、神の教えよりも、先祖の教えが優先されるようになっていたのです。この現実に、イエス様は「おまえたちもわざわいだ。律法の専門家たち。人々には負いきれない荷物を負わせるが、自分は、その荷物に指一本触れようとはしない。(ルカ11:46)」と憂いています。人々は、主を愛するゆえに、神の教えを守るのではなく、周りから非難されないために、先祖の教えを守っていたのです。

 では、私たちはどうでしょうか。自分の都合ばかりを神に願う祈りをしていないでしょうか。最初は不純な動機であっても、あわれみ深い神は、それらを用いて私たちにご自身の愛を私たちに現わしてくださっているのです。さまざまな出来事を通して、私たちは、神の愛を知らされ、自分が何をしているのか、自分の信仰の姿勢を吟味するようになるのです。

 「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない(ローマ10:11)」と約束されているように、たとえ、私たちが真実でなくても、神の変わらない真実な愛の中に生かされているのですから、みことばにしっかりと立って歩んで行きましょう。