牧師 高橋勝義 |
子どもは、家にお客様が来るのを楽しみにしています。なぜなら、お土産の楽しみがあるからです。しかし、必ずしも、良いお客ばかりではありません。
イエス・キリストは、『わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです』(ルカ5:32)と語りました。
誰を招いているかは、明らかです。自分は正しいと自負している人ではなく、自分を罪人であることを認めている人です。
【罪】とは、何でしょうか?
【罪】とは、神から離れ、自分中心に生きることです。
その結果、人は、〔自分の肉(自分中心)の欲の中に生き、肉と心の望むままを行う〕歩みを続けています。このような歩みは、創造主の神から〔御怒りを受ける〕のです。
ですから、イエス・キリストは、『罪人を招いて、悔い改めさせるために来た』と語るのです。なぜなら、神の御怒りからあなたを救うために、この世に来られからです。
それ故、イエス様は、この招きを受け入れるかどうか、あなたに問いかけています。
イエス様の招きに応じるには、【自分が罪人である】ことを認めることです。自分が、【罪人】であることを認めなければ、悔い改めはできません。
その【悔い改め】とは、「神様、ごめんなさい。私は今まで神から離れ、自分勝手な歩みをしていましたが、これからは、神に従って生きます。」と自分の意志で決断し、自分中心の生き方から神中心の生き方に方向転換することです。この方向転換が、〔神の御怒り〕からあなたを救うのです。
それだけではありません。
あなたは、永遠のいのちを得て、イエス・キリストの復活のいのち、即ち、新しいいのちを頂き、新たな歩みへと踏み出すのです。