牧師 高橋勝義 |
〔申命記16章1~22〕
モーセは、民に「奴隷の家、エジプトから出て来た、この日を覚えていなさい。力強い御手で、主があなたがたをそこから導き出されたからである。種入りのパンを食べてはならない。(出エジプト13:3)」と語りました。この日がアビブの月(ユダヤ暦1月)であり、この日にイスラエルはエジプトを出発し、約束の地に向かって旅立った記念すべき日なのです。 それゆえ、モーセは、約束の地に入ったならば、「アビブの月を守り、あなたの神、主の過越を祝いなさい」と命じたのです。エジプトで奴隷であったところから救い出された日は、イスラエルにとって、決して、忘れることのできない日であり記念日です。
では私たちにとっての記念日は、何でしょうか。
聖霊の導きにより、自分の罪が示され、イエス・キリストを罪からの救い主と信じる信仰に導かれた日が、記念日になるのではないでしょうか。私たちの記憶は時間とともに薄れるもので、自分がどうしてイエス様を信じるようになったのかを書き留めておくことはとても大切です。後々、自分の信仰の確認にもなるからです。神の子であるイエス・キリストが、私たちの罪を贖うためにこの世に来られ、救いを成し遂げてくださった(ピリピ2:6~8、ローマ4:25)ことを心から感謝し、今日も礼拝をささげましょう。
「むしろ、心の中でキリストを主とし、聖なる方としなさい。あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。(Ⅰペテロ3:15)」とあるように、自分のうちにある“希望”が何であるかをしっかりと説明できる用意をしておられるでしょうか。
牧師 高橋勝義