牧師 高橋勝義 |
〔申命記15章1~23節〕
「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい(レビ19:18)」と命じられた神は、「あなたは七年の終わりごとに、負債の免除をしなければならない」と定められました。異国人からは取り立ててもよいが、あなたの同胞があなたに借りているものは免除しなければないとされたのです。この命令を守るには、主が御声に聞き従うあなたを、必ず祝福される、という神の約束を信じる信仰が求められるのです。しかし、人の心には、よこしまな考えや物惜しみする思いが湧くのをご存じの神は、十分に気をつけなさいと警告されました。
ところで、私たちは、あれが足りない、これが足りないと神に不平不満を言ってはいないでしょうか。また、困難や苦難に会うと、神は私を助けてくれなかった、とつぶやいてはいないでしょうか。しかし、聖書は「神はあなたがたに、あらゆる恵みをあふれるばかりに与えることがおできになります。あなたがたが、いつもすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれるようになるためです。(Ⅱコリント9:8)」と語っています。
この神の恵みが分からないのは、私たちの自己中心が原因です。自己中心が信仰の目を曇らせ、あらゆる恵みをあふれるばかりに与えようとされている神の愛を見えなくしているのです。それゆえ、神は「金銭を愛する生活をせずに、今持っているもので満足しなさい。主ご自身が『わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない』と言われたからです。(へブル13:5)」と神の約束に目を向けるように促しています。
「聖書はこう言っています。『この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。』(ローマ10:11)」とあるように、私たちの罪のためにご自身のいのちを献げてくださったイエス様に信頼して歩みましょう。
牧師 高橋勝義