・日時:2020年2月20日
・参加者:12名
・奉仕者:仙台教会4名、石巻教会1名
・製作:「 撥水加工生地で作る着替えバッグ (1回目) 」
・チャペルタイム
「 逆境の時にも 」
賛美:「明日を守られるイエス様
聖書:「神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。 (詩篇46:1)」
今月と来月は、日帰り温泉や小旅行に便利な撥水加工生地を使ったバッグの製作です。二ヶ月かけての製作ですから、ゆっくりと手を動かすことができました。
バッグの内側は取り外して、そのまま洗濯機に入れられるようになっていて「なるほど…」と感心しました。JR女川の駅舎には温泉「ゆっぽ」が併設されており、地元の方が年間チケットを購入されるほどの評判の温泉です。バッグを間違わないように目印をつけなくては…と、笑いが起こりました。あの日から9年の笑い声です。
この日のお話しは遠くアメリカの話、しかし、私たちの人生にも重なるものでした。
アメリカ・アラバマ州エンタープライズ市は綿花栽培で有名な街でした。ところが、二十世紀初頭、突然「ワタミハナゾウムシ」という害虫が大発生し、大打撃を受け、最も裕福な地域から最も貧しい地域になってしまいました。人々は涙して神に祈り、神に信頼して、大切な綿花畑を掘り起こし、そこにピ-ナッツやアーモンドを植えたのです。
そして、これらのもので収益を得るようになっていったのです。ちょうどその頃、世の中には安価な化学繊維が出回り、綿花の需要が減り、綿の栽培に頼っていた他の州は大きな打撃を被りましたが、アラバマ州はすでに繁栄を味わっていました。
神様は彼らの涙の祈りに答えて下さり、事態をひっくり返し、恩恵をもたらしてくださったのです。私たちの人生にも、「ワタミハナゾウムシ」に蝕まれるようなことがあるかも知れません。しかし、どんな時にも神は私たちを守り、救ってくださるお方です。神様は私たちが祈ることを待っておられます。
「 神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。(聖書)」