2018年2月13日 バイパス東仮設支援 第174回

日時:2018年2月13日(木)
場所:バイパス東仮設
参加者:11名
奉仕者:7名(仙台教会6名、石巻教会1名)

 前日、仙台は大雪でした。翌日のクラフト教室を行うかどうかとても迷いました。結局、時間を遅らせて出発しました。途中雪は止み、少しずつ日が照り始めて来ました。石巻、井内の辺りは雪もほとんどなく、開始時間までには無事着くことができました。
今回のクラフトは「レジ袋ストッカー」です。キッチンに下げて、スーパー袋を入れておく、おしゃれで便利なものです。ピンクの花柄か黄色の花柄のどちらかを選んで頂きました。ミシンも4台使って、時間を短縮できるようにして、2時間半くらい掛かって仕上がりました。
 チャペル・タイムでは、「幸せなら手をたたこう~誕生秘話」をお話ししました。この歌詞を書いた木村利人さんは、第二次世界大戦後、大学院生の時フィリピンでボランテイアを経験されました。その時、日本人に家族を殺された青年たちが、「自分は神様に愛され、赦されている」と敵であった日本人の木村さんを赦し、愛を態度で示してくれたことに感動して、生まれた歌詞だそうです。人は、無条件で、赦され愛されていることを知るとき、始めて人を赦し愛することができるようなります。イエス様が十字架の上で、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのかわからないのです。」との祈りは、私たち自身への祈りであることをぜひ知って、神様の愛と赦しを受け取って頂きたいと願って語らせて頂きました。
 この仮設でのクラフト教室は、今回が最後になります。2012年から毎月一回、キャサリン・ロング宣教師とローナ・ギルバート宣教師が始められましたが、諸事情で仙台教会が引き継ぐことになりました。最初はお互いに緊張感がありましたが、約三年半続けさせていただいた今、すっかり打ち解けて、聖書のお話しも心を開いて真剣に聞いてくださるようになりました。今後は、石巻教会に場所を移して続けて行くことになりました。本当に感謝なことです。ここまで導いてくださった神様に、また皆様のお祈りとご支援に心から感謝致します。これから新たに始まる「石巻教会・クラフト教室」のために、ぜひお祈りください。この教室を通して、主を信じ救われる方が起こされますように。
                                吉田真知子