2018年1月18日 バイパス東仮設支援 第173回

日時:2018年1月18日(木)
場所:バイパス東仮設
参加者:12名
奉仕者:8名(仙台教会6名、石巻教会1名、米国福音自由教会1名)

 1月とは思えない暖かで穏やかなお天気の一日となりました。
 参加者の方々は今日も早くから集まって、私たちを待っていてくださいました。
 今日のクラフトは、「ポケットティッシュ付きミニポーチ」です。目薬とティッシュを入れておくのにとても便利なものです。撥水性の生地を使っているので、多少湿ったものを入れても大丈夫です。約2時間かかって、花柄のかわいいミニポーチが仕上がりました。
 チャペル・タイムは、「矢部登代子さんの証し」を紹介させていただきました。子どもの時に、重い障害を負った矢部さんは、絶望の余り何度も自殺を試みました。そんな中で病室に訪ねて来てくれた宣教師から、聖書の言葉を教えられます。「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。」(エペソ2:10)。その後、神様を信じ、自分の障害を受け入れることができるようになった矢部さんは自宅を解放して、この福音を伝えて続けて行きました。たくさんの人々が救われて、この家がやがて教会になったのです。「証し」に耳を傾けてくださる方々の心に、神様が続けて語ってくださいますように、神様を信じる心を起こさせてくださいますように。
 また、震災後このクラフト教室をゼロからスタートさせてくださった米国福音自由教会のキャサリン・ロング宣教師が一年ぶりに来てくださいました。皆さんが続けて参加しておられるのを見てとても喜んでくださいました。
 この仮設もこの3月を持って閉じらることになっています。「今後、このクラフト教室を石巻教会で行うとしたら皆さん、来てくださいますか?」と伺ってみました。皆さん、うなずいておられました。神様がこれかもこのクラフト教室を導き続けてくださることを心より感謝致します。
 背後のお祈り、ご支援に心から感謝致します。
                              吉田真知子