2016年8月25日 石巻教会夏祭り(第148回)

○日時:2016年8月25日(木)
○場所:石巻福音自由教会
○参加者:70名
○奉仕者:23名(関西協議会6名、川越教会5名、古川教会1名、仙台教会9名、石巻教会2名)

震災前はお店をしていらしたR子さんは、大量の「石巻焼きそば」を作ってくださいました。
その隣で水野先生がお抹茶ならぬかき氷を受け持ってくださり、
会堂の中では、「いつものように幕が開き・・・」
とお馴染みの曲で一気に皆の心を引き寄せた歌姫が、
アンコールでは蝶々夫人になって、聴衆を魅了しました。

台風が過ぎ去った 8月25日、関西地区協議会(枚方チャペル、藤井寺キリスト教会、洛西上里チャペル、奈良教会、近江教会)と川越教会の先生方、愛兄姉の皆さまのご支援を得て、
今年も教会夏祭りを開かせていただきました。
前日から教会に泊まって、準備をしていただきましたので、
仙台のメンバーが到着した時は、テント張りもキャベツ切りも終わっていて、
何もすることがありませんでした。

昨年も来てくださった 当重茜姉のお証しを交えたコンサートは、30分の予定が1時間になり、
本物の歌声を存分に聴かせていただき満たされた時となりました。

浜岡正年先生は、子供達が大勢亡くなった大川小学校に行かれたおりに出会った方とのお話から、悲しみを越える「希望」についてメッセージをしてくださいました。
そして野瀬裕志先生の洒脱な司会で、ビンゴゲームを楽しみました。
集会の後も残った方々は、先生方を中心に話し込み、ひたひたと打ち寄せる波の如く、
神さまが働いてくださっていると思える雰囲気でした。 主よ、感謝します!

「あの人はどこから来たの?」と何人かの方から聞かれました。
石巻の方たちにとって、遠くから来てくださった方にお会いするのは、
とても励まされることです。
忘れられていないと知るのは嬉しいに違いありません。

渡波地区の仮設住宅では夏祭りはなかったと聞きます。
他にない賑やかな様子をご近所の方たちも好意を持って見てくださったようです。
地域に溶け込み、礼拝や集会の送迎を強化していきたいと、私たちも大いに励まされた夏祭りでした。

翌26日に、川越教会の皆さんは女川近くの尾浦浜に行かれました。
ここは震災の年から関西地区協議会と川越教会が支援をしてくださっています。
川越教会では、わかめやホタテの干物を取り寄せて、バザーで特別のコーナーを設けているそうです。
お昼ご飯にここの海産物を使うことも。そういう長いつながりがありますから、
その交わりはまるで家族のようだったと、同行した高橋勝義先生がおっしゃっています。
そして忘れられていないのが嬉しいと言ってくださったそうです。

皆さまの常々のご支援を感謝いたします。
今回送り出してくださった教会、ご家族の方々、本当にありがとうございました。

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