2016年5月19日 バイパス東仮設(第144回)

○日時:2016年5月19日
○場所:バイパス東仮設
○参加者:11名
○奉仕者:5名
○ペットボトルカバー

萌黄色に染まった山々を遠くに見ながら石巻へ向かいました。
仮設に着くと、最年長のSさんがお休みするということだったので、
家に伺ってみることにしました。
とてもお元気そうでしたが「糸通しやってもらうのが申し訳ないから・・・」と仰いました。
「何も気になさらないで、ぜひ来て下さいね。」とお誘いしたら、
少し遅れて加わって下さいました。

今回はペットボトルカバーを作りました。裏地にアルミの素材で出来た布地を使って、
保冷(温)性の備わったものです。
近況やこれからの生活のことを話しながら楽しく縫い進めて行きました。

お茶の時間には、5月の「母の日」に因んで「母の愛」についてお話をさせていただきました。
 
「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。
たとい、女たちが忘れても、この私はあなたを忘れない。
見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。」(イザヤ49:15~16)

母親が子ども思う愛よりも、神様は更に真実な愛で私たちを思っておられます。
どんなにひとりぼっちだと思うことがあっても神様は決してあなたを忘れない。
それが聖書の約束です、と・・・。

これから仮設を出てそれぞれの歩みを始めようとされている方々にとって、
このことが心の支え、励ましとなりますように。 

お土産は、小女子のくぎ煮と小豆缶。
神戸在住の方で、阪神大震災を経験され、ずっと震災復興のボランティアに
きてくださっていた方が送ってくださいました。
温かいご支援に心から感謝しながら、お渡ししました。  (吉田真知子)

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