2016年4月21日 北部第一仮設(第142回)

○日時:2016年4月21日
○場所:北部第一仮設
○参加者:8名
○奉仕者:仙台教会6名 石巻教会2名
○折り紙

インマヌエル。その広げた翼はあなたの国の幅いっぱいに広がる。 ( イザヤ8:8 )

2016年度最初の支援活動は渡波北部第一仮設でした。
前々日の19日に石巻渡波支所で住民票の移動手続きをしたばかりの主人(高橋勝義伝道師)と
私は石巻福音自由教会から仙台のメンバーと合流しました。

引っ越しから日も浅いのに、心は石巻になっています。感謝です。
この仮設の方々は毎日のように食事やお茶飲みで集まり、
助け合って5年を過ごしてこられました。
この日もお歳を召された一人の方が発熱で食事をしていないことに気付かれたMさんが、
急ぎ食事を運ばれ、お世話しておられました。
口々に皆さんが言われていたのは、
「ここでは気付いてもらえるけれど、復興住宅に入ったら、知らない人ばかりで、
隣の気配も気付かず、助けてなんかもらえないよ!」
「みんな一緒に移りたい…」
「なかなか抽選に当たらないし…」

そんな中で始められた集会は、赤・白・黄色のチュ-リップを折り紙で折り、
紙の植木鉢に粘土で植え込む春らしいクラフトでスタ-トしました。

テ-ブルはあっというまに、春らしい可愛い花畑になりました。
いつものようにチュ-リップと一緒にハイ、チ-ズ!
それから体操。
そして、ちょっと一服!美味しい青汁をいただきました。(ホントにおいしかった!)

麦の袋を手にした栗原先生のお話は、十字架にかけられる前にイエス様が語られた、
一粒の麦の話。
まさにイエス様ご自身が私達の為に一粒の麦になって下さった…と。
十字架と復活がはっきり語られたメッセ-ジでした。

楽しい豊かな昼食の後にはくじ引き、そして皆さんを
次回石巻の教会で持たれるサフランの会へお誘いしてお開きとなりました。

この春には仮設から復興住宅へ移られる方々も多く、
これからはますます加速していくと思われます。
今、この復興住宅の集会所で集会がもてないか、祈りの中で模索しています。
この復興住宅での伝道の広がりに為に、ぜひお祈りください。  (高橋明美)

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