2016年2月25日 万石浦仮設支援(第137回)

○日時:2016年2月25日
○場所:万石浦仮設住宅
○参加者:12名
○奉仕者:7名(仙台教会)
○内容 :歌、新聞棒たたき、ビデオ「新島譲」、メッセージ、昼食、福引き

寒いけど、晴天!
前日に用意された放送設備やプレゼントなどと共に、いざ、出発!
到着後、用具などの準備とお迎えに分かれて奉仕につく。
ふと、気が付くと、ふすまの陰にだれかがいる。
あ、やっぱり。ユーモアたっぷりの笑顔がのぞいた。
いつも礼拝に出席しているHさんでした。
一緒に会場の準備をする。二人、三人と、ぼつぼつ人が集まる。
会長さんはじめ、顔なじみの方たち。

集会は、真知子姉のリードで、歌やクイズなど、笑顔こぼれるひととき。
今日のトピックは、ビデオ「新島譲」 大河ドラマ「八重の桜」でよく知られた新島八重さんの
ご主人の一代記。
密航でアメリカに渡り、クリスチャンとなり、帰国し、キリストの福音を伝えるために
生涯を捧げた器。
京都の同志社を設立し、学生をイエス・キリストに導く礎石となった。
このテーマは、同志社で、KGK(大学生伝道)の働きをとおしてクリスチャンとなり、
奉仕者となった栗原牧師にとって、永遠のテーマ。

聞きながら、懐かしさが伝わってくる。
この福音が、集まっている仮設の方たちの心に届きますようにと祈る。

お昼は、お弁当をいただきながら、私のお隣に座っていた婦人が
Hさんの奥さんだと知り、感謝。
94歳のおじいちゃんは、家でテレビを見ながらいつも横になっているとのこと。
いつか、訪問してあげられたら、と思う。

最後のビンゴの福引。楽しい歓声とため息の後に、さようなら。
仮設の住人はおよそ半減しているらしいが、まだ行き先が決まらない方も多い中、
支援の必要と寄り添う助けの大切さを感じられた一日でした。(栗原督枝)

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