今回、DRCnet(東日本大震災救援キリスト者連絡会)のご好意により、当教会屋上にLEDの十字架が設置されました。数ヶ月前に、「韓国の教会の全面的な支援により被災地の50教会に無償でLEDの十字架を設置します」とのアピールを拝見していました。当教会の震災時の被害は、土台と壁面へのヒビ、また家具の一部落下など「一部損壊」にとどまるため、もっと甚大な被害を受けた教会にと思いましたが、思い切って申込をさせて頂いたところ、ご快諾頂きました。
折しも当日は冷え込みが厳しく、風も強くなってきた中でしたが、狭山の「のぞみ教会」の牧師でDRCnetでもご奉仕しておられる河先生、韓国からチャン兄、またお二人の兄弟方が駆けつけて下さり、手際よく設置して下さいました。約2時間半ほどで完了し、点灯された十字架は、震災の被害に今なお痛むこの東北の地を照らす、キリストの愛の光のように感じました。
これまでは、教会のごく近くの方でも「あ、ここに教会あったんですね」と言われることも少なくありませんでした。多くのチラシを配り、クリスマスやイースターには看板を出していたにもかかわらず、です。また教会員でも、会堂屋上の十字架を見たことがない、という人もいました。今回、自発光式の明るい十字架が備えられたことで、多くの方々に教会の存在を知って頂けるものと思い、本当に感謝しています。この場を借りて、御礼申し上げます。
なお今回は、亘理町に新しく生み出された亘理聖書キリスト教会や、栗原聖書バプテスト教会、石巻祈りの家にも取り付けがなされる、ということでした。ここに教会があるんだ、ということがもっと多くの人に知られるためにも、このプロジェクトがもっと豊かに用いられることを願っております。