2012年7月5日 「仮設石巻バイパス東地区 支援活動報告」(第39回)

〇奉仕者17名
〇支援場所 仮設石巻バイパス仮設東地区128世帯
〇支援内容 宣教師夫人によるクラフト(パッチワーク)教室手伝い、物資配布、カフェ、お茶とおにぎりの秋刀魚の燻製提供、戸別訪問による個配キット配布

この日は、仙台は曇り空で朝から雷が鳴る空でしたが、現地到着のころは晴天になり、暑いくらいの天候に変わりました。

今回は初めての場所と支援方法で、宣教師の先生方と打ち合わせても仮設の場所が良くわからず、手探り状態で仮設に向かいました。予想していた仮設を通り過ぎ、10分ほど走った田んぼに囲まれた大規模の仮設でした。全部で22棟が並び1~10棟までが西地区、11~22棟までが東地区となっており、それぞれが自治会を持っておられます。石巻市ではなく、女川町の仮設ということでした。(石巻市の仮設で調べていたのでわからないはずです。)

集会所は大きく仮設棟から独立しており、2部屋あります。大きい部屋ではクラフト教室が始まっており皆さん、熱心に受講されていました。別の部屋に持参した物資を準備しました。クラフト教室終了後に御言葉入りのカードを渡し、宣教師夫人によるショート、メッセージが語られました。

戸外では宣教師先生のキャンピングカーによるカフェが開かれ、自治会の会長さん、副会長さん、婦人たちが来られました。日よけの傘の下で楽しいお交わりが始まりました。

戸別訪問は4チームに分かれ担当棟を廻りました。128世帯に100個の個配キットの準備でしたので、廻りきれないお宅が出ましたが、19日の支援もここの仮設(西地区)ですので、廻れない分は次回、行うことにしました。風除室に棚を作り、薬を置いて販売しているお宅がありました。販売資格があってもお店がない場合はこのようなスタイルになるのでしょうか。あまりお話を伺うことは出来ませんでしたが、個配キットは喜んで受け取っていただきました。

[高橋裕子・記]