2013年2月7日「石巻渡波北部第2団地、石巻バイパス東」(第58、59回)

第58回支援報告  2013.2.7
〇奉仕者  9名
〇支援内容 仮設に戸別訪問し個配キットをお渡しする。第2団地の談話室で集会。絵手紙教室、賛美と証、ゲーム、昼食提供、物資提供。

昨年11月の支援では参加者が少なく、心配し、祈らされながらの支援でしたが、今回は仮設外の参加者もあり集会に8名の方が来られました。 仮設の方のお名前をお呼びしながら集会をしたいと考え、参加者の方に名札を付けて頂くことにしました。絵手紙教室やゲームでより親しくやり取りができます。

戸別訪問で集会にお誘いしても用事や事情で参加されない方がおられますが、物資配布の時間をお知らせしておくとその時間にだけ来られる方もいらっしゃいます。また、物資配布にだけに参加するのは気が引ける方は、集会に来られている方に事情説明をしてほしいといて、その時間に物資を出してお待ちしていましたが、結局、遠慮したのか来られませんでした。

仮設周辺も訪問しました。木箱製造工場。魚関係の木箱です。工場再開は震災後3カ月。借金しての再開なので仕事しながら返していくと奥さんの話。「この歳で借金なのよ。」とため息交じりでした。津波は工場の裏の陸橋の上から、工場に黒い波がどっと流れ込むのをただ見ているしかなかったということでした。

万石浦仮設の前会長さん宅がこの仮設の近所に新築されましたので、訪問してきました。ご主人は仕事に行かれるようになり、奥さんも牡蠣剥きの仕事をしているとのことでお元気そうでした。奥さんはお休みの日でした。

仮設巡回の交通安全係の4人。お話を聞くと全員被災者。個配キットを差し上げました。借り上げ住宅や被災家屋を直して住んでいるのでこのような支援は少ないということで喜んでいただきました。人にもよりますが、以前よりお話が聞きやすくなっているように感じます。支援を続けていることが信頼感に繋がっているのかもしれません。

絵手紙教室を行いました
和気藹々と筆も進みます
茶菓を囲んでお交わりを頂きました
皆さん心を合わせてお祈りを致しました
衣類の配布も行わせて頂きました
沢山お持ち帰り下さって感謝!



第59回支援報告 2013.2.20
〇支援場所 仮設石巻バイパス仮設東
〇奉仕者  3名
〇支援内容 前回の支援の時の写真プレゼント  クラフト教室のお手伝い

(高橋裕子・記)