「支援活動報告」カテゴリーアーカイブ
2014年11月20、27日「石巻バイパス東、祝田団地 支援活動」(第106、107回)
2014年11月20日(木) 第106回
○場所:石巻バイパス東
○奉仕者:5名(仙台教会4名、石巻教会1名)
○奉仕内容:
1.手芸教室 “ネックレス”
2.みことばの証
3.個配キット配布(トラクトセット、カップ麺1、レトルトカレー2、ジェル2、テッシュ1)
2014年11月27日(木) 第107回
○場所:祝田仮設
○奉仕者:7名(仙台教会6名、石巻教会1名)
○奉仕内容:
1.集会:折り紙リース”、聖書の話、歌とお交わり、ゲーム
2.個配キット配布:クリスマスランチ案内チラシ、カップ麺2、ティッシュ1)
前日の寒さが一転し、快晴の温かい支援日となりました。仙台からの奉仕者は6人でしたので、教会のワゴン車に荷物と全員を乗せ、元気に出発しました。今回は仮設での集会と共に12月23日の石巻教会でのクリスマスランチパーティの案内キットを配布しました。
集会ではO姉が初参加で、季節にふさわしい折り紙のリースを指導して下さいました。これは、先日教会で行われた牧会福祉委員会主催の“サマリヤの集い”で披露され好評だったものです。
集会には仮設の方よりもご近所の方々が多く集い7名の参加者がありました。楽しくリース作りをした後は“サザエさん体操”で体をほぐし、手話賛美“主イエスの愛”を歌いました。
N師による聖書のお話は紙芝居“すくいぬしのお生まれ”。 神様がどんな思いでイエス様をこの世に誕生させて下さったのかが良く分る内容でした。神様からの励ましや慰めが伝わりますようにと祈りました。
アイスブレイクや交わりの中で参加されている方々の繋がりが分るようになってきました。お隣同士が兄弟、近所に3兄弟が住んでいる等、血縁関係が生きている地域です。私たちの支援を通じて気の合う友人とお茶飲みをしている感じの集会で、交わりの中でお互いが話しを聞きあう関係が生まれ、親しみが増しているように思いました。楽しいお茶会をリードして下さるのが、イエス様である事を知って頂きたいと祈ります。
支援後に小さい仮設をまわりながら“クリスマスランチパーティ案内キット”を配布しました。新築や復興住宅への転居の話を聞きましたが、その予定がない方のお気持ちはどんなものかと思わずにはおれません。
(高橋裕子)
2014年10月4日「開所祭り(オープンチャーチ)」(第103回)
○場所:石巻福音自由教会 開所祭り(オープンチャーチ)
○奉仕者:31名(仙台教会26名、古川教会5名)
○奉仕内容:
1.教会お披露目 教会内を見学して頂く
2.集会 歌、クイズ、聖書のおはなし、ゲーム
3.芋煮を作り、提供する
4.お土産に聖書と紅白饅頭をお渡しする
“地域の皆さんに教会完成をお知らせし、共に喜びを分かち合う”という趣旨のもと、石巻福音自由教会の開所祭りを行いました。
神様の導きと祝福を感謝いたします。
多くの祈りと愛の奉仕がささげられたことを感謝いたします。
様々な心配事を祈りつつ当日を迎えました。9時半到着時は素晴らしい晴天になりました。準備前でしたが、すでに2,3人の方が待っておられました。11時からの開始前にいつの間にか会堂には数名の方が入られて、あわててお茶を出すというような始まりになりました。地元では珍しいキリスト教会。応対した方には教会を案内して見て頂きました。中に入るのは初めての方ばかりで、遠慮がちに見学されていました。特に2階は興味があったと思います。白い壁の室内を見て、「おぉ、ホワイトハウス!!」 「いっぱい部屋があるのね。」
各仮設への案内のほかにハガキ案内も出していました。そのハガキを見て来られた方もいて、こつこつ集めた名簿が役に立ち嬉しく思いました。10時半の送迎車を出すまでに50名を超す方々が来場、席が足りなくなり急きょ、隣の母子室も会場にし教会内は満席状態となりました。受付簿に記入されたのは104名の方で教会からの送迎の他に車の来場が17台。自転車は20台。バイクは1台でした。
私は北部の小さい仮設を数カ所、送迎に回りました。北部第1仮設では8名の方が座って待っておられました。2回の送迎の車中は復興住宅に当選した話し等で会話が弾みました。
「今日は天気が良くて、台風が来る前でラッキーだっちゃ。いがったね〜。」
大盛況の中、皆さん芋煮を味わい集会を楽しまれました。特に地元のAさん(祝田仮設 元遊覧船なんじゃこりゃ丸船長)の出番の時、母子室会場(祝田仮設の方々中心でした。)はいっそう盛り上がりアルコールなしの宴会状態のようでした。
N伝道師の教会ステンドグラスの図柄のクイズから始まるイエス、キリストとペテロの話。夜通し働いても魚が取れなかったペテロがイエス、キリストのみことば「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい。ルカ5章4節」に従った時大漁になったいう話に会場から拍手がわき上がりました。いつものビンゴゲームを楽しみ、閉会後、紅白饅頭と聖書のお土産をお渡ししました。体調不良や諸事情で来られなかったの方には、芋煮や紅白饅頭をお届けしました。
先回、伺ったばかりの万石浦仮設の方々もたくさん来られました。ご挨拶したところ、とても恥ずかしがりの方が握手して来て、「また来るからね。ありがとう。」と笑顔で言われました。
言葉は荒いけれど、根は素朴な人々。漁師まちの渡波地区には、伝統の宗教もあると思います。キリスト教が今後、どのように受け入れられていくか、分りません。不安はありますが、示されている奉仕を今まで通り積み重ねて行きたいと思います。私たちには見えない良きものを神様は備えて下さっていることでしょう。
10月12日には第1回目の礼拝が始まります。新しい教会の歩みを温かく見守り、お祈り頂ければ嬉しく思います。
“善を行なうのに飽いてはいけません。
失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります”(ガラテヤ6章9節)
(高橋裕子)