牧師コラム 『心を新たにせよ』 2022年5月15日

 牧師 高橋勝義

〔出エジプト9章1~26節〕
神の災いはナイルの水が血に、全土に蛙、ブヨとアブの群れの襲来と続き、エジプトの全土は荒れ果てました。しかし、神はエジプト人の住む地とイスラエル人の住むゴシェンの地を明確に区別され、神の民を守られたのです。
続いて、非常に重い疫病がエジプトの動物や家畜を襲い、さらには、まき散らされたかまどのすすによるうみの出る腫れものが、エジプト人とその家畜を苦しめました。それでも、ファラオの心は頑なで、イスラエル人を去らせようとはしません。そこで神は、非常に激しい雹を降らせるゆえ、家畜を避難させるように告げます。ファラオの家臣のうちで主のことばを恐れた者は、しもべたちと家畜を家に避難させ、難を逃れました。しかし心に留めなかった者のしもべたちと家畜は、ことごとく打ち砕かれたのです。そして今回もゴシェンの地は、無事でした。ファラオではなく、神を恐れた者の結果は、一目瞭然です。

神を信じない者でさえ、神を恐れ神のことばに聞き従ったのですから、神を信じる私たちはなおのこと神のことばに聞き従って生きるべきです。しかし現実は、この世の価値観・常識・慣習などに縛られています。このままでは「地の塩・世の光」となるはずの私たちは、その役割を果たすことができません。では、どうすればよいのでしょうか。

神は、「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。(ローマ12:2)」と語られます。つまり、神を認めない世にあって、神はあなたに聖霊による歩みを求めておられるのです。