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子どもの頃、「ポンポン船」を作って遊んだことがあります。とても簡単な仕組みですが、「ポンポンポン」と音を立て、勢いよく水の上を走ります。
さて、人々は神を忘れ、神に背を向け、堕落していきました。
そのような中で、たった一人、神に従って暮らすノアという人がいたのです。
神は、このノアの家族を救うことによって人類の再出発を計画されました。
そして神は、ノアに「見よ、わたしは彼らを地とともに滅ぼし去る。あなたは自分のために、ゴフェルの木で箱舟を造りなさい。(創世記6:13,14)」と命じます。
箱舟の大きさは、長さ約132m・幅約22m・高さ約13.2メートルです。
ノアの時代には大型重機などなく、すべて手作業であり、働き手はノア夫婦、息子三人とその妻の合計8人です。「ポンポン船」を造るのとは、けたが違います。
ノアは、すべて神が命じられたとおりに行ったのですが(創世記6:22)、彼らの箱舟造りは、周囲の人々の目にはどのように映ったのでしょうか?
ノアは、信仰によって、まだ見ていない事柄について神から警告を受けたときに、恐れかしこんで家族の救いのために箱舟を造ったのです(へブル11:7)。
神を信じて歩むことは、時として、この世の歩みからの決別でもあります。
「神のみこころを行う者は永遠に生き続けます(Ⅰヨハネ2:17)」