牧師コラム 『真理の霊と偽りの霊』 2019年11月3日

牧師 高橋勝義

人間は、からだ(肉体)と霊(たましい)とを持つ存在です。
ではなぜ、人は霊(たましい)を持っているのでしょうか?
それは、神が《いのちの息》を人の鼻に吹き込まれたからです。
ご自身が“霊”なるお方である神は、ご自分と親しく交わることができるように、私たち人間に“霊”を与えてくださったのです。

ところで、ヨハネはこの世には「真理の霊と偽りの霊」があると語っています。

真理の霊は、イエス・キリストをからの救い主であることを明らかにし、キリストを信じる信仰へと導きます。「聖霊によるのでなければ、だれも『イエスは主です』と言うことはできません(Ⅰコリント12:3)」。
ですから、イエス・キリストを告白する霊がまことの神からのものである、と見分けられるのです(Ⅰヨハネ4:2)。これに反し、キリストを否定する霊は、反キリストの霊であり、偽りの霊です(Ⅰヨハネ4:3)。
この世には様々な霊があるので、その霊がまことの神からのものかどうか、吟味し、真理の霊なのか、それとも偽りの霊なのかを、よく見分けるように、とヨハネは促すのです。それは、まことの神との親しい交わりが失われないようにするためです。さらに、この世にあまた溢れる偽りの霊はキリストの十字架によって、すでに打ち破られているので、何も恐れる必要はありません。

私たちを愛し、大切なご自分のひとり子イエス・キリストのいのちをプレゼントして下さった、まことの神に心からの感謝を捧げ、賛美し、礼拝しましょう。