牧師 高橋勝義 |
イエス・キリストがよみがえられた最初の知らせは、日曜日の朝、墓に香料と香油を持って出かけて行った女たちからでした。次に主はエルサレムからエマオの村に向かっていた二人の弟子の前に現れてくださり、彼らはすぐにエルサレムの弟子たちにこのことを知らせました。さらに、弟子たちがこれらのことを話している真ん中にイエス・キリストが立ち「平安があなたがたにあるように」と言われたのです。
驚き、震える彼らに、主は「わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。幽霊なら肉や骨はありません。見て分かるように、わたしにはあります。(ルカ24:39)」とご自分が生きておられることを示されたのです。それから、彼らの心の目を開き『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。(ルカ24:46~47)』ことを解き明かされました。
また「見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。(ルカ24:49)」と、聖霊を受けることと、それまではエルサレムにとどまるようにと告げ、その後弟子たちを祝福しながら、天に上げられたのです。
聖書は「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになります。(使徒1:11)」と約束しています。更に、このイエス様が再び来られる時には「さばき」が行われます。そのための備えが私たちには必要です。
今は恵みの時、今は救いの日(Ⅱコリント6:2)なのです。