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十字架で死なれたイエス・キリストは墓に葬られ、三日目によみがえられた後、四十日のあいだ弟子たちの前に現れました。そして神の国について語られたのです。
その後、天に戻られる時「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。(使徒1:8)」と約束してくださいました。
また、「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのです。去って行かなければ、あなたがたのところに助け主(聖霊)はおいでになりません。でも、行けば、わたしはあなたがたのところに助け主を遣わします。その方(聖霊)が来ると、罪について、義について、さばきについて、世の誤りを明らかになさいます。(ヨハネ16:7,8)」とも語られました。
事実、イエス様が復活されてから50日目に、集まった人々の上に聖霊が天から下りました。その聖霊に満たされた弟子たちは、他国のいろいろなことばを話し始め、力強く、大胆に福音を語ったのです。(使徒2:3,4)
それはイエス様がローマ兵に捕らわれた時、その主を見捨てて逃げ去った同じ弟子たちでした。
その場にいた人々は、自分の国のことばで福音を聞き、心刺され、キリストの十字架は自分の罪の身代わりであると認め、悔い改め、そしてイエス様を罪からの救い主として信じたのです。
今、2000年前の十字架の出来事が自分の罪のためであることを認め、このお方を信じることが出来るのは聖霊の働きによるのです。また信じた全ての者が、新しいいのちを頂いて、この世を生き生きと歩めるのも、聖霊の力によるのです。
十字架はあなたのためであると、聖霊はあなたの心に語りかけておられます。