牧師 高橋勝義![]() |
イエス様は、エルサレムの美しい神殿について、「どの石も崩されずに、ほかの石の上に残ることのない日が、やって来ます」と神殿の破壊を預言しながら、世の終わりについて語られました。
すると、弟子たちは、それはいつ起こるのか、どんな前兆があるのか、と尋ねました。主は、御自身の名を名のる偽キリストが大勢現れること、戦争や暴動が起き、民族は民族に国は国に敵対して立ち上がること、大きな地震、飢饉や疫病が起こること、そして、恐ろしい光景や天からの大きなしるしが現れるが、惑わされないように気をつけなさいと命じられました。(ルカ21:8~11)
どのような苦しいことに出会おうとも、神様は私たちを守ってくださるお方です。
そして、「あなたがたの髪の毛一本も失われることはない(ルカ21:18)」から、忍耐を持って歩み、自分のいのちを勝ち取るように勧めます。
大切なことは、いつ終わりの時がきても良い『備えをしておくこと』なのです。
その備えとは、私たちの罪の身代わりに十字架で死んで下さったイエス様を信じ、神のこどもになることです。
そして、みことばの約束に固く立ち、普段通りの歩みをすることです。
喜びをもって「人の子(イエス様)が雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見る(ルカ21:27)」ことのできる人は、何と幸いないことでしょう。
私たちは、インターネットで世界中のあらゆる情報を、瞬時に手にする時代に生きていますが、イエス様が語られたことは必ず起こるのです。
ですから、動揺することなく、私たちが持っているまことの希望(天国)を人々に証ししなければならないのです。
神様の願いは、すべての人が救われることです。