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次にイエス様の所にやって来たのは、復活を否定するサドカイ人たちでした。
ユダヤ人の中にも、復活を信じる人々と信じない人々がいたのです。
彼らは、イエス様に「七人の兄弟がいて、長男が妻を迎え、子がないままに死んでしまった。モーセの教えに従って、弟たちは兄嫁を妻とするが、子がないままに死んでしまった。最後に、その妻も死にました。では復活の際、彼女は彼らのうちのだれの妻になるのか。七人とも彼女を妻にしたのですが。」(ルカ20:27~33)と質問してきたのです。イエス様は、彼らに「『天国へ入るのにふさわしいと認められた人』が入るのです。天国は、めとることも嫁ぐこともなく、死ぬことはなく、復活の子として神の子なのです。」と答えられました(ルカ20:35,36)。
彼らは、この世の歩みと天国の歩みが全く同じであるかのように考えていたために、おおいなる勘違いをしていたのです。
それに、最も重要なことを見落としています。
それは「神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神であり、神にとっては、すべての者が生きている」(ルカ20:38)です。このことをイエス様は教えられたのです。
天国は、死んだ者の場所ではなく、生きている者の場所です。
では、どうすれば、『天国へ入るのにふさわしいと認められる人』になれるのか?
それは、行いによるのではなく、イエス・キリストが自分の罪のために十字架で死なれたこと、そして三日目によみがえられたことを信じることです。
そうすれば、復活するのにふさわしい者と認められ、約束として、永遠のいのちが与えられているので、天国に入ることが出来るのです。