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イエス様は、ご自分が再び地上に戻って来られる(再臨)時まで、私たちがどのように過ごすべきかを教えるために、一つのたとえを話されました(ルカ19:11~28)。
ある身分の高い人が、王位を受けるために遠い国に旅立つ時、しもべたちに十ミナのお金を与え、これで商売をするように命じます。身分の高い人とは、十字架に向かって進んで行かれるイエス様ことであり、商売を命じられたのは私たちのことです。イエス様は、王位を受けて帰って来た時(再臨)、しもべたちを呼び、もうけ話しを聞きます。そして彼らに「よくやった。良いしもべだ。おまえはほんの小さなことにも忠実だった。(ルカ19:17)」と褒めるのです。ところが、ご主人を恐れ、お金を失わないように布に包んでしまっていたしもべには、悪い評価が下されたのです。
イエス様が「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるため(ルカ5:32)」と語ったように、今は救いの時です。
しかし、イエス様が再びこの地上に来られると、さばきが行われるのです。
再びこの地上に来られるまでのこの救いの時に、イエス様は、神の国の福音を私たちにゆだねられたのです。そして、私たちが、神の国の福音を宣べ伝える働きが出来るようにと、一人一人に「賜物」を与えてくださったのです。
また、イエス様を信じるすべての人に内住しておられる聖霊が、私たちを励まし、助け、時には戒め、賜物が生かされるようにと導いてくださるのです。
賜物に優劣はなく、忠実に用いる時に神の称賛が与えられるのです。
あなたに与えられている賜物を布に包まず、聖霊にゆだね、用いましょう。