牧師 高橋勝義 |
あなたは、だれと一緒に食事をする時に幸せを感じるでしょうか…。
イエスとともに食卓に着いていた客の一人が、「神の国で食事をする人は、なんと幸いないのでしょう(ルカの福音書14章15節)」とイエスに言いました。
これを聞いたイエス・キリストは、たとえ話をされます。
『ある人が、盛大な宴会を計画し、大勢の人たちを招きます。宴会の時刻になったので、しもべを遣わし招いた人たちに「さあ、おいでください。用意ができました。」と知らせたのですが、人々は色々な理由をつけ断ったのです。しもべが、このことを報告すると、主人は怒り、急いで大通りや路地にしもべを行かせ、貧しい人たちや、からだの不自由な人たちを連れてくるように命じました。そして、「あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は一人もいません(ルカ14:24)」と言ったのです。』
主人とは、天の父なる神です。しもべとは、イエス・キリストのことです。
イスラエル人は、救い主が来ることを教え告げられていました。
しかし、その救い主、イエス・キリストが自分たちのところに来られたにもかかわらず、そのことばを聞こうともせず、それどころか、拒んだのです。
主人( 神)は、招きを断った人たち(イスラエル人)の代わりに、新しい人たち(私たち異邦人)を食事に招きました。
そして、この招きは、今、あなたに届いています。
即ち、神に背を向け歩んでいた罪の身代わりにイエス・キリストが十字架で死んでくださったことを信じるなら、あなたは神の国の食卓に迎え入れられるのです。
あなたを愛しておられる神の招きに応答して、神の国の食卓に着きませんか?