牧師 高橋勝義 |
『狭い門から入るように努めなさい。あなたがたに言いますが、多くの人が、入ろうとしても入れなくなるからです。(ルカの福音書13章24節)』とイエス・キリストは、私たちに語っています。しかも、これは命令です。
また、別の箇所では『狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。(マタイ7:13)』とも語っています。
この「狭い門」は、『この方以外には、だれによっても救いはありません(使徒4:11) 』と語られているイエス・キリストご自身を表しています。
人は「死んだらどうなるのだろう…」という不安を少なからず持っているものですが、聖書は、「イエス・キリストは、私たちの罪のために死なれ、葬られましたが、三日目によみがえられた(Ⅰコリント15:3,4)」と書き記しています。
このことを事実として受け入れ、イエス・キリストを信じるなら、永遠のいのちが与えられ、滅びから救われます。
しかし、多くの人には「私の罪のために十字架で死んで下さった。そして、その死んだお方がよみがえる…」という良き知らせ(福音)は受け入れ難いもののようです。
人々が求める門は魅力的に見え、誰もがそこから入って行くのですが、その先に待ち受けているのは「滅び」です。
しかも、この「狭い門」は、永遠に開いているのではない、「入ろうとしても門を見つけ出すことができなくなる」とイエス・キリストは私たちに警告するのです。
入ろうとしても入れなくなる前に、この「狭い門」をたたいてみませんか?