牧師 高橋勝義 |
地震の多い日本では、土台の良し悪しが、丈夫な建物になるかどうかを左右します。ですから、地盤を調べるなど土台造りには、時間と費用をかけます。
ところで、人生には全く揺るがない土台というものがあるのでしょうか…。
もしも、そのような土台があるとするならば、その上に自分の人生を築けば、きっと幸いな人生になるに違いありません。
イエス・キリストは、『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(ヨハネ14:6)』と語りました。
なぜ、イエス・キリストが〔道〕であり、〔真理〕であり、〔いのち〕なのか。
イエス・キリストが〔道〕なのは、私たちを〈まことの神〉へと導くからです。
イエス・キリストは、私たちのすべての【罪】を身代わりに負い、十字架で死なれたので、私たちと〈まことの神〉を和解させて下さる〔真理〕なのです。
イエス・キリストが〔いのち〕なのは、この方を【罪】からの救い主として信じる時、私たちを死の滅びから〈永遠のいのち〉へと移して下さるからです。
イエス・キリストは、あなたを愛し、あなたと共に歩んで下さる〈神〉ですから、この方を人生の土台とするならば、様々な困難や試練に会う時、いつもあなたを慰め・励まし・助け・力づけて下さいます。あなたが、気力を失い、歩くことさえままならない時には、あなたを背負って下さるお方です。
聖書は、『その人は…岩(イエス・キリスト)の上に土台を据えて、それから家を建てた人に似ています。洪水になり、川の水がその家に押し寄せた時も、しっかり建てられていたから、びくともしませんでした。(ルカ6:48)』と語っています。これは、神の約束です。